抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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風力発電システムは,化石燃料代替エネルギーおよび地球環境改善の観点から,国内においても,その重要性はますます高くなってきている。これに応じた経済性と信頼性の高い風力発電システムを作るためには,風車本体設備,変電設備などのシステムおよび構成機器のそれぞれが,国内の地形,風の特性,雷や台風などの環境,風力発電所への資材の搬入制約,電力系統の制約に適合した経済性と信頼性を持つ必要がある。日立製作所は富士重工業株式会社とともに,株式会社ウィンド・パワー・いばらき「ウィンドパワー日立化成風力発電所」に2MWの大型風力発電システムの量産機を設置し運転を開始した。この量産機は日本の環境に適合するために,ロータ型式はダウンウィンド型を採用した。さらに,据付け時の搬入や電力系統への連系などにも配慮して改良を加え,高品質の電力をより効率的に発電することができる安定した運転を実現している。(著者抄録)