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J-GLOBAL ID：200902226330672994   整理番号：09A0517427

制御された構造をもつブロック共重合体から形成される光架橋ミセルに基づくpH応答性ナノゲルの作製とキャラクタリゼーション

Preparation and Characterization of a pH-Responsive Nanogel Based on a Photo-Cross-Linked Micelle Formed From Block Copolymers with Controlled Structure

著者 (4件)： YUSA Shin-ichi (Univ. Hyogo, Hyogo, JPN) ,  SUGAHARA Makoto (Univ. Hyogo, Hyogo, JPN) ,  ENDO Tatsuya (Univ. Hyogo, Hyogo, JPN) ,  MORISHIMA Yotaro (Fukui Univ. Technol., Fukui, JPN)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 25  号： 9  ページ： 5258-5265  発行年： 2009年05月05日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 可逆付加-フラグメント化鎖移動(RAFT)制御ラジカル重合によりポリエチレングリコール-b-ポリ(メタクリル酸2-ジエチルアミノエチル)-co-アクリル酸2-シンナモイルエチル(PEG-b-P(DEAEMA/CEA))を作製した。溶液pHを高くするとpH7付近で流体力学的半径が急上昇し,pH>7でミセルの形成が示唆され,これはプロトンNMRおよび光散乱で支持された。光を照射するとミセルのコア中の高分子鎖はシンナモイル基の光二量化により架橋しナノゲルが生成する。ナノゲルはpH>7でN-フェニル-1-ナフチルアミン(PNA)および1-ピレンメタノールを可溶化する。PNAの可溶化は(PEG-b-P(DEAEMA/CEA))の臨界ミセル濃度以下で生ずることが確認された。また,1-ピレンメタノールはpH10でナノゲル中に強く捕捉されるが,pH3で容易に放出されることがわかった。

シソーラス用語： *制御 ,  *ブロック共重合体 ,  *光架橋 ,  *ミセル ,  *機能性高分子 ,  *ゲル ,  *リビングラジカル重合 ,  光二量化 ,  臨界ミセル濃度
準シソーラス用語： *pH応答性高分子 ,  *RAFT重合 ,  *ナノゲル ,  *構造制御

分類 (3件)： 共重合  (CG04030D) ,  高分子溶液の物理的性質  (CG02013S) ,  ミセル  (CB11020N)

タイトルに関連する用語 (7件)： ブロック共重合体 ,  光架橋 ,  ミセル ,  pH応答性 ,  ナノゲル ,  作製 ,  キャラクタリゼーション