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J-GLOBAL ID：200902226390147163   整理番号：09A0389595

FMCWミリ波雲レーダFALCON-Iのレーダ反射因子の評価

Evaluation of Radar Reflectivity (Z) for FMCW Millimeter-Wave Cloud Radar “FALCON-I”

著者 (9件)： 山口潤 (千葉大学大学院工学研究科) ,  鷹野敏明 (千葉大学大学院工学研究科) ,  中西裕治 (千葉大学環境リモートセンシング研究センター) ,  阿部英二 (千葉大学大学院工学研究科) ,  河村洋平 (千葉大学大学院工学研究科) ,  横手慎一 (千葉大学大学院工学研究科) ,  熊谷博 ((独)情報通信研究機構) ,  大野裕一 ((独)情報通信研究機構) ,  堀江宏昭 ((独)情報通信研究機構)
資料名： 電気学会論文誌 A  (IEEJ Transactions on Fundamentals and Materials)
巻： 129  号： 4  ページ： 183-189 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： S0808A  ISSN： 0385-4205  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地球温暖化問題や気候予測変動予測を支えるのが,地球の定量的なモデリング化の発展である。大気のモデリング化において,雲は重要な要素の一つであり,雲の実測手法の発展が不可欠である。雲観測用FMCWミリ波レーダ(FALCON-I)を開発し,高度10km付近までの雲の反射強度を観測した。本稿では,現状におけるFALCON-Iが各高度においてどの程度の感度が達成できるかを定量化し,特に高度5km付近の中高度帯で-30dBZeの感度を有し雲観測において有用であることを示した。

シソーラス用語： *CWレーダ ,  EHF波 ,  *反射率 ,  雲 ,  *因子 ,  モデリング
準シソーラス用語： *FALCON-I ,  *FMCWレーダ ,  Z因子 ,  ミリ波 ,  *レーダ反射率 ,  *反射因子

分類 (1件)： レーダ  (ND13010H)

引用文献 (10件)：

• (1) 秋田健一:「海洋地球観測船「みらい」での観測とミリ波FM-CW雲レーダの性能評価」,千葉大学大学院修士論文,p. 62 (2005)
• (2) 山口 潤:「ミリ波FMCW雲レーダFALCON-Iの性能と「みらい」での評価」,千葉大学大学院修士論文,p. 51 (2007)
• (3) T. Takano, J. Yamaguchi, H. Abe, K. Futaba, S. Yokote, Y. Kawamura, T. Takamura, H. Kumagai, Y. Ohno, Y. Nakanishi, and T. Nakajima : “Development and Performance of the Millimeter-wave Cloud Profiling Radar at 95GHz”, IEEJ Trans. FM, Vol. 128, No. 4, pp. 258-262 (2008-4) (in Japanese)
• 鷹野敏明・山口 潤・阿部英二・二葉健一・横手慎一・河村洋平・高村民雄・熊谷 博・大野裕一・中西裕治・中島映至:「高感度95GHzミリ波雲レーダの開発とその性能」,電学論A, 182, 4, pp. 258-262 (2008-4)
• (4) V. P. Ghate, I. Jo, E. Serpetzoglou, B. A. Albrecht, P. Kollias, and J. B. Mead : “High Resolution Observations of Drizzle from Stratocumulus Using a 95 GHz FMCW Radar”, 32^nd Conference on Radar Meteorology, Extended Abstract

タイトルに関連する用語 (3件)： ミリ波雲レーダ ,  レーダ反射因子 ,  評価