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J-GLOBAL ID：200902226418735503   整理番号：09A0964308

ニトロ化ペプチドの特異的濃縮及び質量分析のための化学的アプローチ

Chemical Approach for Specific Enrichment and Mass Analysis of Nitrated Peptides

著者 (8件)： LEE Jung Rok (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  LEE Soo Jae (Probiond Co., Ltd., Seoul, KOR) ,  KIM Tae Woo (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Jae Kyung (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  PARK Hyung Soon (Probiond Co., Ltd., Seoul, KOR) ,  KIM Dong-Eun (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  KIM Kwang Pyo (Konkuk Univ., Seoul, KOR) ,  YEO Woon-Seok (Konkuk Univ., Seoul, KOR)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 81  号： 16  ページ： 6620-6626  発行年： 2009年08月15日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生体中の微量成分であるニトロ化ペプチドの効率的な濃縮及び質量分析のための新しい誘導体化法を提案した。本法ではニトリロ三酢酸によって磁気ビーズに結合した正荷電の金属イオンと化学修飾によってニトロ化ペプチドに導入したキレート基の間の強い特異的な相互作用を利用した。ニトロ化ペプチドのチロシン側鎖ニトロ基をアミンに還元したのち,ピリジン-2-カルボアルデヒドを導入して金属キレート剤構造に変換した。ニッケル(II)-ニトリロ三酢酸磁気アガロースビーズはニトロ化ペプチドを選択的に捕獲及び単離できた。ウシ血清アルブミン及びHela細胞溶解物のトリプシンペプチド混合物など複雑な試料中のニトロ化ペプチドの検出に適用し,その実用性をマトリックス支援飛行時間質量分析によって実証した。ニトロ化ペプチドの濃縮法は細胞蛋白質の機能調節に中心的な機構である蛋白質の翻訳後修飾のための分析ツールとして期待される。

シソーラス用語： *ニトロ化合物 ,  キレート剤 ,  HeLa細胞 ,  血清アルブミン ,  ウシ ,  磁力分離 ,  *予備濃縮 ,  *MALDI-TOF MS ,  *ペプチド ,  粒状材 ,  生体成分分析 ,  誘導体化 ,  翻訳後修飾 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  第三アミン ,  アルデヒド ,  窒素複素環化合物 ,  *飛行時間法
準シソーラス用語： キレート試薬 ,  *ニトロ化ペプチド ,  磁気ビーズ

分類 (3件)： 質量分析  (CC03013N) ,  その他の分離法  (CC01060D) ,  ペプチド  (CF10080G)

物質索引 (3件)： 3-ニトロチロシン ,  ニトリロ三酢酸 ,  ピリジン-2-カルボアルデヒド

タイトルに関連する用語 (5件)： ニトロ化 ,  ペプチド ,  濃縮 ,  質量分析 ,  化学