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J-GLOBAL ID：200902226424715808   整理番号：08A1133851

中国北部の田舎における家庭の暖房システムとしての中国のカン(kang)-レビュー

Chinese kang as a domestic heating system in rural northern China-A review

著者 (5件)： ZHUANG Zhi (Building Environment and New Energy Resource Lab., School of Civil and Hydraulic Engineering, Dalian Univ. of ...) ,  ZHUANG Zhi (Dep. of Mechanical Engineering, The Univ. of Hong Kong, Pokfulam Road, Hong Kong, CHN) ,  LI Yuguo (Dep. of Mechanical Engineering, The Univ. of Hong Kong, Pokfulam Road, Hong Kong, CHN) ,  CHEN Bin (Building Environment and New Energy Resource Lab., School of Civil and Hydraulic Engineering, Dalian Univ. of ...) ,  GUO Jiye (Rural Energy Office, Liaoning Province, Shenyang, Liaoning 110001, CHN)
資料名： Energy and Buildings  (Energy and Buildings)
巻： 41  号： 1  ページ： 111-119  発行年： 2009年01月 
JST資料番号： A0199A  ISSN： 0378-7788  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中国のカン(kang)は,調理,就寝,家庭の暖房および換気を統合した古くからある家庭システムである。それは現在でも北部中国の田舎のほぼ85%の家で未だに広く用いられている。2004年には6700万のカンがあり1億7500万人に使われていた。現存するカンの設計は殆ど職人の経験の直感と蓄積に基づいている。中国のカンが,ベッドと石炭燃焼型の放熱器,商用エネルギーを用いる家庭用の暖房用ストーブその他に次第に置き換えられていく傾向がある。田舎の建物の暖房が中国の全建物エネルギー消費の25%を構成することから,中国北部における田舎の家庭の暖房についての方式の移行と新技術とは,将来の中国における建物エネルギー消費を管理するために不可欠であると考えられる。本報では,中国のカンの基本的な熱伝達と空気流れの原理を概説し,また伝統的な地面設置型のカンと比較的新しい地上持上型のカンについて述べた。カンの熱的性能を文献および現地調査から得たデータを用いて示した。中国のカンの将来と調査の需要についても簡単に述べた。さらに,工学的な設計の基礎を形成するために,経験の蓄積に加えて科学的な研究に対する必要性もある。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 住宅 ,  屋内環境 ,  *住宅設備 ,  暖房 ,  調理 ,  換気 ,  中国北部 ,  性能評価 ,  文献調査 ,  現地調査 ,  熱的快適性 ,  省エネルギー技術 ,  節約
準シソーラス用語： 省エネルギー ,  *kang ,  *竈

分類 (3件)： 建築環境一般  (RB02010T) ,  空気調和一般  (PC01000C) ,  エネルギー消費,省エネルギー  (RA01092B)

タイトルに関連する用語 (7件)： 中国北部 ,  田舎 ,  家庭 ,  暖房システム ,  中国 ,  カン ,  レビュー