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J-GLOBAL ID：200902226445817945   整理番号：09A0905759

湿式ボールミル粉砕とスプレー熱分解の組み合わせにより合成したLiFePO₄ナノ粒子の物理的および電気化学的特性

Physical and electrochemical properties of LiFePO₄ nanoparticles synthesized by a combination of spray pyrolysis with wet ball-milling

著者 (2件)： KONAROVA Muxina (Dep. of Chemical Engineering, Graduate School of Sci. and Engineering, Tokyo Inst. of Technol. 2-12-1 Ookayama ...) ,  TANIGUCHI Izumi (Dep. of Chemical Engineering, Graduate School of Sci. and Engineering, Tokyo Inst. of Technol. 2-12-1 Ookayama ...)
資料名： Journal of Power Sources  (Journal of Power Sources)
巻： 194  号： 2  ページ： 1029-1035  発行年： 2009年12月01日 
JST資料番号： B0703B  ISSN： 0378-7753  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 湿式ボールミル粉砕(WBM)とスプレー熱分解(SP)の組み合わせによりLiFePO₄ナノ粒子を合成する,新奇な調製技術を開発した。本技術を用いて,ボールミル粉砕時間やシンタリング温度のようなプロセスパラメータの広い範囲に亘り,LiFePO₄ナノ粒子の調製を検討した。ついで,LiFePO₄の物理的および電気化学的特性に及ぼすプロセスパラメータの影響を,X線回折(XRD),電界放出走査電子顕微鏡(FE-SEM),透過型電子顕微鏡(TEM),Brunauer-Emmet-Teller(BET)法,Raman分光法,およびLi/EC:DEC=1:1中の1M LiClO₄/LiFePO₄の電気化学電池を用いる分析により議論した。幾何平均径58nmのLiFePO₄ナノ粒子を,回転速度800rpm,粉砕時間12hのAr雰囲気下のボールミル粉砕と,それに続くN₂+3%H₂雰囲気下の500°C,4hの熱処理により,調製した。試験用電池において,この試料は最初の放電容量として,充電-放電速度0.1Cと10Cに対し,それぞれ164と100(mAhg^-1)を示した。LiFePO₄ナノ粒子の電気化学的特性は,より大きい充電-放電速度におけるFe₂P,Fe₃P,およびα-Fe₂O₃の生成により,強く影響される。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ボールミル ,  *リチウム化合物 ,  *ナノ粒子 ,  *熱分解 ,  化学合成 ,  *物理的性質 ,  *特性 ,  充放電サイクル ,  プロセスパラメータ ,  X線回折分析 ,  走査電子顕微鏡 ,  透過型電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  BET法 ,  Raman分光法 ,  リチウム ,  ポリフッ化ビニリデン ,  過塩素酸リチウム ,  カーボンブラック ,  キャラクタリゼーション ,  温度依存性 ,  時間依存性 ,  アセチレンブラック ,  *スプレー熱分解 ,  *リン酸リチウム鉄 ,  充放電特性 ,  *電気化学的特性
準シソーラス用語： シンタリング ,  *ボールミル粉砕 ,  ポリビニリデンフルオリド ,  湿式処理 ,  *物理的特性

分類 (2件)： 二次電池  (YB04030K) ,  電気化学的操作・装置一般  (XE02010I)

タイトルに関連する用語 (6件)： ボールミル粉砕 ,  スプレー熱分解 ,  組み合わせ ,  ナノ粒子 ,  物理 ,  電気化学的特性