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J-GLOBAL ID：200902226888608974   整理番号：09A1208876

中国地域別の交通部門におけるCO₂排出量の削減可能性に関する研究

A study on reduction possibility of CO₂ emission in transportation sector of Chinese provinces

著者 (5件)： LI Ming (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  大西暁生 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  東修 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  白川博章 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  井村秀文 (名古屋大 大学院環境学研究科)
資料名： 環境システム研究論文集  (土木学会論文集 G(環境))
巻： 37  ページ： 509-515  発行年： 2009年10月24日 
JST資料番号： Y0732B  ISSN： 1345-9597  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中国経済は1978年の改革開放後,市場経済の急成長とともにCO₂排出量も1985年以降年々増加している。その中で,2002年の自動車を中心とした交通部門のCO₂排出量も1985年の約2.5倍である242.5万tに達し,その増加率は中国全体のCO₂排出量増加率を上回っている。この中国の交通部門CO₂排出量の推計に関して,中国全体あるいは特定の地域での研究は行われているが,多地域の横断的研究は少なく,地域間の比較は困難であった。そこで,中国の直轄市,省,自治区を含めた31地域のデータを用いて,地域別発生交通量推計モデルを構築した。推計には将来の地域別人口とGDP予測を行ったうえで,旅客及び貨物輸送量,走行距離等を算出し,地域別CO₂排出量推計を行った。また,鉄道あるいは自動車輸送,低公害車の使用等の5排出量削減シナリオによる地域別CO₂削減効果を定量的に評価した。

シソーラス用語： *中華人民共和国 ,  二酸化炭素 ,  排出量 ,  交通 ,  貨物輸送 ,  旅客輸送 ,  国内総生産 ,  低公害車 ,  減少 ,  環境保全 ,  地球温暖化 ,  自家用車 ,  交通予測 ,  長期予測 ,  *予測モデル ,  *道路輸送 ,  シナリオライティング法 ,  数学モデル ,  経済成長 ,  地域差 ,  *二酸化炭素排出量 ,  自動車排出ガス
準シソーラス用語： 自動車排気ガス ,  自動車交通 ,  推計モデル ,  二酸化炭素排出量削減

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  道路輸送・サービス一般  (TB01010O)

引用文献 (16件)：

• 国際エネルギー機関 (International Energy Agency, IEA): CO2 EMISSIONS FROMFUEL COMBUSTION (1971-2005).
• オランダ環境評価機関 (Netherlands Environment Assessment Agency (NMP)) http://www.mnp.nl/en/index.html.
• 沈中元: 所得分布曲線を利用した中国のモータリゼーションの予測, IEEJ, 2006.
• Wang Jifeng, Lu Huapu, Peng Hu.: System Dynamics Model of Urban Transportation System and Its Application, J Transpn Sys Eng & IT, volume 8, issue 3, 83-89, 2008.
• Haiyan Chen, S. Ganesan, Beisi Jia: Environmental challenges of postreform housing development in Beijing Habitat Intemationl, 29, 571-589, 2005.

タイトルに関連する用語 (7件)： 中国 ,  地域 ,  交通 ,  部門 ,  CO2排出量 ,  可能性 ,  研究