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J-GLOBAL ID:200902226897506467   整理番号:08A0454718

伝統的木造建築物の茅葺屋根解体過程における振動性状の変化に関する研究

STUDY ON CHANGES IN DYNAMIC CHARACTERISTICS DURING DISMANTLING THATCHED ROOF OF TRADITIONAL WOODEN STRUCTURE
著者 (4件):
資料名:
巻: 54  ページ: 165-170  発行年: 2008年03月25日 
JST資料番号: F0751C  ISSN: 0910-8033  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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茅葺屋根を対象に,その剛性を評価する手がかりとして長屋門の解体工事に伴い,解体のプロセスに沿って各段階で振動測定を実施することで,茅葺屋根が建物全体の振動性状に及ぼす影響を明らかにした。測定の結果,茅葺屋根が葺かれている状態では建物は剛体に近い直線形のモードをとるが,茅葺屋根の屋根面を撤去し小屋組を残した状態では建物は一体性を失うことが分かり,茅葺屋根が建物の一体化に大きく影響を及ぼしていることが定性的に示された。このことから,茅葺屋根は小屋組,下地竹,茅と,屋根を構成する要素すべてが一体となって初めてその剛性を発揮するものと推測される。
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分類 (2件):
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自然災害  ,  屋根 

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