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J-GLOBAL ID:200902226941696325   整理番号:09A0351486

伝統的設計技術における屋根勾配と平面寸法 ベトナム中部の伝統家屋の設計技術の特質(その1)

THE RELATIVITY OF THE ROOF PITCH PLANING WITH THE DIMENSIONAL PLAN ON THE TRADITIONAL DESIGN METHODOLOGY: Study on the design methodology of the traditional wooden houses in the central Vietnam: I
著者 (3件):
資料名:
号: 638  ページ: 945-954  発行年: 2009年04月30日 
JST資料番号: Y0894A  ISSN: 1340-4210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ベトナム中南部地域に分布する登り梁(ケオ)で屋根を支える伝統家屋を対象に,その設計技術の特質を明らかにした。既往の研究成果を参考にしながらそれらを補うため,現在の大工棟梁の有する伝統的技術を整理し,北部と中南部の技術的な関連性や建築史的な経緯について遡行して考察した。考察の結果,北部と中部以南の設計技術の相異は,屋根勾配の制御方法の相異にあるとまとめることができた。前者はあくまでも水平と鉛直を設計の手がかりとした単位寸法を持つのに対し,後者は水平と鉛直を設計上の拠り所とせず,且つ実寸指定とする。前者は水平距離と高さで勾配制御するのに対して,後者は勾配斜辺と高さを1/2の関係に固定するという技術であった。この相異は北部のL字型のトゥオックサームと中部の正三角形型の腋尺の相異であり,こうした各々の設計技術の要を体現する道具の相異は,建築技術の埋めがたい断絶の証左であると考えられた。
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分類 (2件):
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屋根  ,  都市計画の調査分析,分析手法 

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