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J-GLOBAL ID：200902226971082437   整理番号：09A1017766

磁性合金粒子を含むGdBa₂Cu₃O_7-δから成るバルクの超伝導体における磁束のピン止め特性

Flux pinning properties in a GdBa₂Cu₃O_7-δ bulk superconductor with the addition of magnetic alloy particles

著者 (9件)： XU Yan (Tokyo Univ. Marine Sci. and Technol. (TUMSAT), Tokyo, JPN) ,  XU Yan (International Superconductivity Technol. Center (ISTEC), Tokyo, JPN) ,  IZUMI Mitsuru (Tokyo Univ. Marine Sci. and Technol. (TUMSAT), Tokyo, JPN) ,  TSUZUKI Keita (Tokyo Univ. Marine Sci. and Technol. (TUMSAT), Tokyo, JPN) ,  ZHANG Yufeng (Tokyo Univ. Marine Sci. and Technol. (TUMSAT), Tokyo, JPN) ,  XU Caixuan (Tokyo Univ. Marine Sci. and Technol. (TUMSAT), Tokyo, JPN) ,  MURAKAMI Masato (Shibaura Inst. of Technol., Tokyo, JPN) ,  SAKAI Naomichi (International Superconductivity Technol. Center (ISTEC), Tokyo, JPN) ,  HIRABAYASHI Izumi (International Superconductivity Technol. Center (ISTEC), Tokyo, JPN)
資料名： Superconductor Science and Technology  (Superconductor Science and Technology)
巻： 22  号： 9  ページ： 095009,1-6  発行年： 2009年09月 
JST資料番号： T0607A  ISSN： 0953-2048  CODEN： SUSTEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 磁性合金粒子を含むGdBa₂Cu₃O_7-δから成るバルクの超伝導体における磁束のピン止め特性を研究した結果を報告する。Gd-123から成るバルクの超伝導体における有望なピン止め中心として,Fe-Bから成る磁性合金粒子を添加した。Fe-Bの磁性合金粒子の混入量を増すと,J_cは増大するが,T_cは低下し,転移温度幅は広がることが分かった。T_cが低下し,転移温度幅が広がるのは,良く知られている磁性不純物の添加が超伝導を抑制する効果と矛盾しない。ドメインの側面から切り出された試料において観測されるピーク効果に関しては多くの議論があり,まだ結論が得られていない。磁性とJ_cを分離する適当な非磁性の粒子はまだ見つかっていない。磁束のピン止め効果の増大という観点から,磁性材料の果たす役割と機構を議論する。

シソーラス用語： *磁性合金 ,  微粒子 ,  酸化物 ,  ガドリニウム化合物 ,  バリウム化合物 ,  銅化合物 ,  *高温超伝導体 ,  分散系 ,  磁束ピン止め ,  鉄合金 ,  ホウ素含有合金 ,  臨界電流密度 ,  転移温度 ,  磁性不純物

分類 (1件)： 酸化物系超伝導体の物性  (BM04023I)

タイトルに関連する用語 (5件)： 磁性 ,  合金粒子 ,  バルク ,  磁束 ,  ピン止め