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J-GLOBAL ID：200902227016494743   整理番号：08A1048527

どのようにアンモニア合成の世紀は世界を変えたか

How a century of ammonia synthesis changed the world

著者 (6件)： ERISMAN Jan Willem (Energy Res. Center of the Netherlands, Petten, NLD) ,  SUTTON Mark A. (Centre for Ecology and Hydrology, Midlothian, GBR) ,  GALLOWAY James (Univ. Virginia, Virginia, USA) ,  KLIMONT Zbigniew (International Inst. Applied Systems Analysis (IIASA), Laxenburg, AUT) ,  WINIWARTER Wilfried (International Inst. Applied Systems Analysis (IIASA), Laxenburg, AUT) ,  WINIWARTER Wilfried (Austrian Res. Centers, Vienna, AUT)
資料名： Nature Geoscience  (Nature Geoscience)
巻： 1  号： 10  ページ： 636-639  発行年： 2008年10月 
JST資料番号： W2211A  ISSN： 1752-0894  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Fritz Haberは,アンモニア合成法を発明し,1908年,パテントを世に出した。この反応はHaber-Boschプロセスとして知られており,ノーベル化学賞受賞の理由となった。ノーベル賞受賞講演でHaberは,発明の動機は,食料に対する要求の高まりであり,収穫による畑からの窒素の損失を賄う必要があったことを説明した。語られなかったもう一つの動機は,武器としての爆発物の原料を得ることであった。Haberの発見は,アンモニア製造産業を促進しただけでなく,二度の世界大戦を始めとする戦争に大きな影響を与えたのである。しかしHaberは,環境変化とのつながりを予見することはできなかった。汚染の増加による,温室効果ガスレベルの高まりや生物多様性の消失は,アンモニア製造の増加と使用の結果であることは確実である。ここでは,Haberの発明の影響を振り返り,次の百年に我々が直面する難問を議論することにする。

シソーラス用語： 窒素肥料 ,  爆発 ,  *アンモニア ,  *合成 ,  過程 ,  方式 ,  ドイツ連邦共和国 ,  科学者 ,  製造 ,  産業 ,  原料 ,  温室効果ガス ,  生物多様性
準シソーラス用語： Fritz Haber ,  *Haber-Boschプロセス ,  アンモニア合成法 ,  アンモニア製造産業 ,  ノーベル化学賞 ,  パテント ,  爆発物原料

分類 (2件)： 窒素とその化合物  (YB02050S) ,  気候学,気候変動  (DC05140T)

タイトルに関連する用語 (2件)： アンモニア合成 ,  世界