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J-GLOBAL ID:200902227055114133   整理番号:08A0801357

Adoxophyes honmai(鱗翅類:ハマキガ科)に感染性の核多角体ウイルスの4分離株の遺伝学および生物学的比較

Genetic and biological comparisons of four nucleopolyhedrovirus isolates that are infectious to Adoxophyes honmai (Lepidoptera: Tortricidae)
著者 (7件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 542-546  発行年: 2008年09月 
JST資料番号: W0345A  ISSN: 1049-9644  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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チャノホソガ,Adoxophyes honmai(鱗翅類:ハマキガ科)は日本のチャ樹の最も重要な害虫である。日本の筑波(AdhoNPV-Ts)および東京(AdhoNPV-To)からのAdoxophyes honmai核多角体ウイルス(AdhoNPV)分離株とイギリス(AdorNPV-En)およびオランダ(AdorNPV-Ne)からのAdoxophyes orana核多角体ウイルス(AdorNPV)分離株が,A.honmaiを防除するための候補NPV分離株を選抜するために遺伝学および生物学的比較に供された。制限エンドヌクレアーゼ(REN)分析は,AdhoNPV-TsとAdhoNPV-Toは同様のRENパターンを持つが,AdorNPV-EnとAdorNPV-Neは,AdhoNPV-TsおよびAdhoNPV-Toのものとだけでなく相互にも異なるRENパターンを示した。A.honmaiの4齢幼虫を用いたバイオアッセイは,AdorNPV-Enは最も病原性が高く,幼虫当たり37個の封入体(OB)の最小のLD50を持つことを示した。A.honmaの新生幼虫に各分離株が接種されると,AdhoNPV-TsおよびAdhoNPV-Toに感染した幼虫は最終(5)齢で死んだが,AdorNPV-Neに感染した幼虫は各齢で死に,AdorNPV-Enに感染した幼虫は初齢~3齢で死んだ。新生幼虫に投与されたAdorNPV-EnまたはAdhoNPV-Tsはそれぞれ最短または最長の致死時間を持ち,ST50値は6および19日であった。AdhoNPV-ToとAdorNPV-Neは中間の致死時間を持っていた。AdhoNPV-TsおよびAdhoNPV-Toの幼虫当たりのOB収量は,AdorNPV-EnおよびAdorNPV-Neのそれより有意に多かった。我々の結果は,AdorNPV-Enは致死速度と感染力が高いNPVであるので大量施用剤に適しており,AdhoNPV-TsおよびAdhoNPV-Toはそれらの高いOB生産力の故に接種剤として使うほうが適切であることを示唆する。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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生物的防除  ,  昆虫・ダニによる植物被害  ,  ウイルスの形態学,分類学 

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