抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は,「札幌駅前通地下歩行空間」完成前における,札幌中心部に対する人々の空間認知の特徴を明らかにすることを目的とする。スケッチマップ実験と歩行実験を行い,人々が認知している都市の要素の傾向と特徴を分析し,地上と地下の空間構造の違いが時間距離の認知にどのような影響を与えているかを検証した。地上空間の方が,認知されている都市の要素が多いことが明らかになった。また,普段からよく地下空間を歩行する被験者が経路説明に地下空間を全く描画せず,全て地上空間のみで説明を行う様子が観察されるなど,札幌中心部都市空間は,地下空間の有無に限らず,地上空間に存在する要素が人々に強い印象を与えている傾向が見られた。