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J-GLOBAL ID：200902227080592465   整理番号：09A1208841

有機フッ素化合物PFOSを事例にした用途探索手法に関する研究

A STUDY ON THE SEARCH METHOD OF THE PERFLUOLOOCTANESULFONATE:PFOS USE

著者 (2件)： 内海秀樹 (京大 大学院地球環境学堂) ,  山崎貴裕 (パシフィックコンサルタンツ)
資料名： 環境システム研究論文集  (土木学会論文集 G(環境))
巻： 37  ページ： 183-189  発行年： 2009年10月24日 
JST資料番号： Y0732B  ISSN： 1345-9597  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)は1940年代末にフッ化アルキル合成プロセスで開発した脂肪族フッ素化合物で,近年は新たな残留性有機汚染物質として注目を集める。PFOSなど汎用性が高い化学物質は社会に広く普及するため,法規制を実施する際に具体的な利用状況を把握が困難である。技術情報の蓄積媒体である特許出願データを利用し,PFOSの利用状況や用途,関連製品を調査した。PFOS関連と特定した製品は燃料電池やハロゲン化銀系写真感光剤,電極材料等であった。関連を予測した製品はフォトレジストや耐電防止剤,ポリカーボネート樹脂や感光性樹脂組成物,洗浄剤,難燃性樹脂,フッ素繊維で,探索に利用したキーワードや同義語,タブー語の処理法も提示した。

シソーラス用語： *脂肪族フッ素化合物 ,  *用途開発 ,  製品開発 ,  データ検索 ,  *特許調査 ,  データベース ,  法規制 ,  燃料電池 ,  フォトレジスト ,  帯電防止剤 ,  洗浄剤 ,  ポリカーボネート ,  難燃性高分子 ,  フッ素樹脂 ,  防水材料 ,  同義語 ,  スルホン酸

分類 (3件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  ドキュメンテーション  (SA01030G) ,  工業所有権  (JA01070P)

物質索引 (1件)： PFOS

引用文献 (10件)：

• 環境省: 化学物質の環境リスク評価 第6巻 [18]ペルフルオロオクタンスルホン酸及びその塩, pp. 8-22, 2008.
• 小泉 昭夫ほか: 残留性有機汚染物質 Perfluorooctane Sulfonate (PFOS) の中枢性摂食, 消化管運動抑制作用, 日本衛生學雑誌, Vol.62(2), p.436, 2007.
• 野添 宗裕, 藤井 滋穂ほか: 残留性有機フツ素化合物PFOS, PFOAの下水処理場における挙動調査, 環境工学論文集, pp. 13-19, 2006.
• 藤井 滋穂: 環境工学分野のフロンティア-有機フッ素化合物汚染への挑戦-, 環境衛生工学研究, Vol.20, No.2, pp. 222-227, 2006
• 経済産業省: PFOS製造禁止に伴うPFOS等の使用と代替可能性に関する調査の結果について, http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/int/pops_3.html, 2007

タイトルに関連する用語 (6件)： 有機フッ素化合物 ,  PFOS ,  用途 ,  探索 ,  手法 ,  研究