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J-GLOBAL ID:200902227164257360   整理番号:09A0500024

蛍光灯と同程度の効率をもつ白色有機発光ダイオード

White organic light-emitting diodes with fluorescent tube efficiency
著者 (7件):
資料名:
巻: 459  号: 7244  ページ: 234-238  発行年: 2009年05月14日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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白色有機発光ダイオード(OLED)の発展は,高効率大面積光源の作製へ向けて大きな期待を抱かせるものだ。電気エネルギーの光への変換に関しては,高い内部量子効率が実現されてきた。それにもかかわらず,全体のデバイス電力効率は依然として,新光源に対する現在の基準であるワット当たり60~70ルーメンという蛍光灯の値をかなり下回っている。電力効率の高い白色OLEDに関する報告はいくつかあるものの,構造に関する詳細やこれらの構造体の測定条件は完全には開示されておらず,科学文献中に報告されている最高の電力効率は44lm W-1である。今回我々は,蛍光灯の効率に達する改良型OLED構造について報告する。慎重に選択した発光層と高屈折率基板とを組み合わせ,周期的取り出し構造を用いることにより,平方メートル当たり1,000カンデラの際に90lm W-1というデバイス電力効率を実現した。光取り出し構造をさらに改良できれば,この効率は124lm W-1まで引き上げられる可能性がある。内部量子効率値を1に近づけるほかに,電子-光子変換時に生じるエネルギー損失と抵抗損失を減らすことにも重点を置いた。今回の結果が今後の研究の出発点となり,効率が100lm W-1を超える白色OLEDにつながることが期待される。これにより,ソフトな面状光を発する高演色性白色光OLEDは,未来の最適な光源になるかもしれない。Copyright Nature Publishing Group 2009
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発光素子 
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