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J-GLOBAL ID：200902227295913734   整理番号：08A1072714

トライボロジーに関する研究

Studies on tribology

著者 (2件)： HORI Yukio (Kanazawa Inst. of Technol.) ,  KATO Koji (Dep. of Mechanical Engineering Coll. of Engineering Nihon Univ.)
資料名： Proceedings of the Japan Academy. Series B. Physical and Biological Sciences  (Proceedings of the Japan Academy. Series B. Physical and Biological Sciences)
巻： 84  号： 8  ページ： 287-320 (J-STAGE)  発行年： 2008年 
JST資料番号： G0485B  ISSN： 0386-2208  CODEN： PJABDW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： タービンや発電機のような高速回転機械では,回転軸の振動がよく機械の円滑な運転の妨げあるいは故障の原因にすらなる。オイルホイップはジャーナル軸受の油膜作用によるそのような振動の一つである。本報ではそのメカニズムと予防法について解明し提案した。さらに理論的および実験的解析を行い,流体潤滑での発熱と温度上昇について検討した。また偏心率の高い軸受に関して,k-εモデルをベースとする潤滑理論の有効性についても示した。本報の後半では,水潤滑,窒素ガス潤滑およびトライボ被覆インジウム潤滑を有望な新手法として示し,これらのメカニズムを考察しトライボ層の重要性について解明した。いくつかの摩機構を導入してトライボ層について深く解明した。本報の最終部では静摩擦生成のメカニズムを,塑性接触と弾性接触の場合に関して示し,これについては巨視的滑り開始のメカニズム解明での基礎となることを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ラジアル軸受 ,  *トライボロジー ,  回転軸 ,  回転機械 ,  自励振動 ,  *流体潤滑 ,  乱流モデル ,  発熱 ,  温度変動 ,  潤滑 ,  窒素 ,  インジウム ,  潤滑膜 ,  摩擦抵抗 ,  摩擦 ,  *摩耗特性 ,  被覆 ,  潤滑油 ,  接触機構
準シソーラス用語： k-εモデル ,  オイルホイップ ,  気体潤滑 ,  水潤滑 ,  *摩擦特性 ,  油膜

分類 (1件)： 潤滑一般  (QB02010S)

引用文献 (85件)：

• 1) Hori, Y. (1959) A theory of oil whip. Trans. ASME, Ser. E, J. Appl. Mech. 26, 189–198.
• 2) Hori, Y. (1958) Oil whip. J. JSME 61, 1348–1356 (in Japanese).
• 3) Hori, Y., Hasuike, A., Higashi, T. and Nagase, Y. (1975) A study on foil bearings —An application to tape memory devices—. Proc. of 1975 Joint ASME-JSME Applied Mechanics Western Conference, Honolulu, Hawaii, March 24–27, pp. 121–125. #D-5. Bull. JSME 20-141 (1977-3) pp. 381–387.
• 4) Hori, Y., Kato, T. and Narumiya, H. (1981) Rubber surface squeeze film. Trans. ASME, J. Lubrication Tech. 103, 398–405.
• 5) Kim, K.W., Tanaka, M. and Hori, Y. (1983) A three-dimensional analysis of thermohydrodynamic performance of sector-shaped, tilting-pad thrust bearings. Trans. ASME, J. Lubrication Tech. 105, 406–413.

タイトルに関連する用語 (2件)： トライボロジー ,  研究