抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本文では,ある種の離散値入力系,すなわち離散値入力信号により作動される線形時不変系のための動的量子化器の最適設計問題を論じている。ここでの量子化器は線形差分方程式の形をとり,これに対して与えられた線形プラントと量子化器で構成されるシステムは入出力の関係において与えられた線形プラントの最適な近似であるような量子化器を見出している。最初に,ある種の動的量子化器の動作に対する閉じた形の表現を導出する。次に,この動作分析に基づいて最適な動的量子化器とその性能を示している。この結果はさらに,この種の離散値入力系に対して,ロバスト制御理論のような線形システム設計の現存のツールによりコントローラが容易に設計され得ることを示している。最後に,この最適動的量子化器と,二つの他の量子化器,後退地平量子化器およびΔΣモジュレータとの関係を論じている。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.