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J-GLOBAL ID：200902227476779690   整理番号：08A0696868

コンビナトリアルポリマーライブラリ研究は非ウイルス性遺伝子導入に対する洞察を生む

A Combinatorial Polymer Library Approach Yields Insight into Nonviral Gene Delivery

著者 (3件)： GREEN Jordan J. (Massachusetts Inst. Technol., Massachusetts) ,  LANGER Robert (Massachusetts Inst. Technol., Massachusetts) ,  ANDERSON Daniel G. (Massachusetts Inst. Technol., Massachusetts)
資料名： Accounts of Chemical Research  (Accounts of Chemical Research)
巻： 41  号： 6  ページ： 749-759  発行年： 2008年06月 
JST資料番号： B0966A  ISSN： 0001-4842  CODEN： ACHRE4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 遺伝子治療における問題点であるウイルス性遺伝子導入の代替戦略,すなわち合成ウイルスのようにDNAを導入可能な生分解性ポリマーの分子設計,を概説した。これはDNAへのカチオン性ポリマーの自己組織化によりポリマー/DNAナノ粒子を形成し,エンドサイトーシスにより細胞内に取り込ませ,粒子の体内輸送,エンドソームの脱離,核への取込,遺伝子発現,を行わせる戦略である。カチオン性ポリマーポリ(β-アミノエステル)(PBAEs)の分子設計と合成,ポリマーライブラリの試験,ポリマー構造とナノ粒子の生物物理的特性,取込向上のためのポリマーナノ粒子の設計とリガンド特異的な導入,ポリマー構造が決定するサイトプラズムへのエンドソームの放出,ポリマー構造が決定するDNA結合と取込,遺伝子導入効率に対する末端基の影響,in vivo遺伝子導入を概説した。ジアミンで末端修飾した1,4-ブタンジオールジアクリラート-co-5-アミノ-1-ペンタノール重合体(C32)がDNAと最も強く結合し,粒径の小さなナノ粒子を形成して遺伝子導入のベクターとして有望なことが分かった。

シソーラス用語： *遺伝子導入 ,  *ベクター ,  コンビナトリアルケミストリー ,  データベース ,  生分解性高分子 ,  DNA付加物 ,  ナノ粒子 ,  遺伝子療法
準シソーラス用語： 非ウイルスベクター

分類 (1件)： 遺伝子操作  (EC02050B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 研究 ,  非ウイルス性遺伝子導入 ,  洞察