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J-GLOBAL ID：200902227522838906   整理番号：08A0922078

間質への白血球の遊走と免疫機能

Interstitial leukocyte migration and immune function

著者 (2件)： FRIEDL Peter ,  WEIGELIN Bettina
資料名： Nature Immunology  (Nature Immunology)
巻： 9  号： 9  ページ： 960-969  発行年： 2008年09月 
JST資料番号： W1330A  ISSN： 1529-2908  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 白血球の遊走と感知のメカニズムを解説した。間質に移動する白血球では,先端,中央部,末端に独特のアメーバ様の極性化が起こる。可溶性であったり組織に結合した化学遊走物質のシグナルが白血球の遊走を援助する。白血球と基質の相互作用は,理論的にハプトキネシス(haptokinesis),走化性,走触性に分けることができる。循環中の白血球が組織に移行する場合,血管内皮層を通過し,疎性結合組織中を遊走する。リンパ節では白血球は細胞のネットワークに沿って遊走する。リンパ節や末梢組織からの白血球の遊出は調節されている。間質炎症,細胞傷害性エフェクター応答,肝炎ではリンパ球の浸潤と白血球の遊走が起こる。組織における白血球の輸送をターゲティングする治療薬が開発されている。間質への白血球の遊走は免疫細胞によるサーベイランスおよび分子認識とからみ合っている。

シソーラス用語： *間質組織 ,  *走化性 ,  細胞運動 ,  走化性因子 ,  血管内皮細胞 ,  結合組織 ,  リンパ節 ,  細胞毒性 ,  肝炎 ,  炎症 ,  リンパ球 ,  細胞性免疫 ,  分子認識 ,  細胞極性 ,  *白血球走化性 ,  免疫学的サーベイランス
準シソーラス用語： *白血球の遊走 ,  ハプトキネシス ,  走触性 ,  間質炎症 ,  免疫サーベイランス

分類 (1件)： 免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (3件)： 間質 ,  白血球の遊走 ,  免疫機能