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J-GLOBAL ID：200902227584632204   整理番号：08A1246419

無脊椎動物巨大ヘモグロビンのヘテロトロピック及びホモトロピック相互作用の構造的根拠

Structural Basis for the Heterotropic and Homotropic Interactions of Invertebrate Giant Hemoglobin

著者 (7件)： NUMOTO Nobutaka (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NAKAGAWA Taro (Kanazawa Univ., Ishikawa, JPN) ,  KITA Akiko (Kyoto Univ., Osaka, JPN) ,  SASAYAMA Yuichi (Kanazawa Univ., Ishikawa, JPN) ,  FUKUMORI Yoshihiro (Kanazawa Univ., Ishikawa, JPN) ,  MIKI Kunio (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MIKI Kunio (RIKEN, Hyogo, JPN)
資料名： Biochemistry  (Biochemistry)
巻： 47  号： 43  ページ： 11231-11238  発行年： 2008年10月28日 
JST資料番号： B0270B  ISSN： 0006-2960  CODEN： BICHAW  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 環形動物由来の巨大ヘモグロビン(Hb)のカチオン-仲介協同的酸素結合挙動の構造的根拠を明らかにするために,Oligobrachia mashikoi由来のCa²-及びMg²⁺-結合Hbの酸素結合状態の結晶構造を決定した。各四量体状態について四つのCa²-結合部位と一つのMg²⁺-結合部位が同定された。ほとんど全てのCa²及びMg²⁺カチオンが隣接するサブユニット間の界面領域に結合していたことから,これらのカチオンは酸素結合型Hbを安定化し,酸素結合の親和性と協同性を高めると考えられた。二つのHis残基が主にBohr効果に関係すると推定した。配位子-誘導協同性に関して,二量体集合の界面領域に新規の四次回転機構が存在すると提案した。

シソーラス用語： *有鬚動物 ,  *ヘモグロビン ,  酸素 ,  アロステリック効果 ,  結晶構造 ,  結合部位 ,  カルシウム ,  マグネシウム ,  協同現象 ,  四量体 ,  Bohr効果 ,  分子モデル ,  X線回折
準シソーラス用語： *Oligobrachia mashikoi

分類 (1件)： 分子構造  (EB03020Y)

タイトルに関連する用語 (4件)： 無脊椎動物 ,  ヘモグロビン ,  相互作用 ,  根拠