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J-GLOBAL ID：200902228006505689   整理番号：09A0875424

中性条件でTEMPO触媒を使用した直接表面カルボキシル化によるナノ寸法植物セルロースフィブリルの個性化

Individualization of Nano-Sized Plant Cellulose Fibrils by Direct Surface Carboxylation Using TEMPO Catalyst under Neutral Conditions

著者 (7件)： SAITO Tsuguyuki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  HIROTA Masayuki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TAMURA Naoyuki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  KIMURA Satoshi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  FUKUZUMI Hayaka (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  HEUX Laurent (UJF, Grenoble, FRA) ,  ISOGAI Akira (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN)
資料名： Biomacromolecules  (Biomacromolecules)
巻： 10  号： 7  ページ： 1992-1996  発行年： 2009年07月 
JST資料番号： W1325A  ISSN： 1525-7797  CODEN： BOMAF6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セルロースの新規な接触酸化及び酸化セルロースの特性を検討した。NaClO₂を酸化剤として使用して,ハードボードセルロースの酸化を,2,2,6,6-テトラメチルピペリジニル-1-オオキシル(TEMPO)及びNaClOを使用して水中,60°Cで行った。生成したTEMPO酸化セルロースの特性を,NMR測定,X線回折(XRD)などにより評価した。TEMPO酸化セルロースにおけるカルボキシラート含量及び重合度の反応時間依存性図などを提示した。本TEMPO/NaClO/NaClO₂システムで得られた酸化セルロース(重合度1030)のキャスティング法によるフィルムの引張強度は312MPa,伸びは11.5%であることなどが分かった。

シソーラス用語： *フィブリル構造 ,  接触酸化 ,  カルボン酸塩 ,  X線回折 ,  長さ ,  セルロース ,  *セルロース誘導体 ,  ナトリウム化合物 ,  亜塩素酸塩 ,  次亜塩素酸塩 ,  酸化剤 ,  重合度 ,  反応時間 ,  プラスチックフィルム ,  引張強さ ,  カルボキシ化 ,  ナノサイズ ,  亜塩素酸ナトリウム ,  次亜塩素酸ナトリウム ,  機械的性質 ,  強度
準シソーラス用語： カルボキシル化 ,  *酸化セルロース

分類 (1件)： 高分子と低分子との反応  (CG03020L)

物質索引 (1件)： TEMPO

タイトルに関連する用語 (9件)： 中性 ,  TEMPO ,  触媒 ,  カルボキシル化 ,  ナノ寸法 ,  植物 ,  セルロース ,  フィブリル ,  個性化