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J-GLOBAL ID：200902228111575684   整理番号：09A0374645

木曽ヒノキの集団枯損について-赤沢ヒノキ等林木遺伝資源保存林(奥千本)の事例-

著者 (5件)： 三村晴彦 (木曽森林管理署) ,  岡本守 (木曽森林管理署) ,  壁谷大介 (森林総合研) ,  齋藤智之 (森林総合研) ,  西山嘉彦 (森林総合研)
資料名： 中部森林研究  (Chubu Forestry Research)
号： 57  ページ： 273-274  発行年： 2009年03月 
JST資料番号： L2363A  ISSN： 1342-971X  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 木曽のヒノキ天然林を代表する赤沢の奥千本で,原因不明の立ち枯れが集団的に発生している。調査地は,1998年に雪害による欠頂木の発生や同年の台風による倒木などの被害にあった箇所で,被害木処理後の10年間に,集団的に木曽ヒノキが枯損し,今後拡大する恐れもあることから,その枯損状況と原因の究明に向けた調査を行った。面積3.21haを調査した結果,ヒノキは854本中16%が衰退木とみられ2%が枯死木であった。また,生立木の内272本は入皮,一部腐れ,蛇下りなど外見上の傷が確認された。成長錐により健全木と衰退木のコアを採取した結果,成長に差異は認められなかった。本調査では,被害状況について把握できたものの,原因究明までには至らなかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *ヒノキ ,  *枯死 ,  遺伝資源 ,  林木 ,  *森林 ,  長野県 ,  植物成長 ,  ヒノキ科 ,  ミズナラ ,  モクレン属 ,  落雷 ,  中心核
準シソーラス用語： *木曽ヒノキ ,  枯損 ,  *集団枯損 ,  *林木遺伝資源保存林 ,  奥千本 ,  年輪幅 ,  サワラ【植物】 ,  Chamaecyparis pisifera ,  ホオノキ ,  コア

分類 (1件)： 森林生物学一般  (FF02010T)

タイトルに関連する用語 (7件)： 木曽ヒノキ ,  集団 ,  枯損 ,  ヒノキ ,  林木 ,  遺伝 ,  資源保存