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J-GLOBAL ID:200902228219634806   整理番号:09A0249010

コショウにおけるチャノキイロアザミウマchilli thrips(アザミウマ類:Thripidae)の生物的防除剤としてのNeoseiulus cucumerisおよびスワルスキーカブリダニ(ダニ類:カブリダニ科)の評価

Evaluation of Neoseiulus cucumeris and Amblyseius swirskii (Acari: Phytoseiidae) as biological control agents of chilli thrips, Scirtothrips dorsalis (Thysanoptera: Thripidae) on pepper
著者 (7件):
資料名:
巻: 49  号:ページ: 91-96  発行年: 2009年04月 
JST資料番号: W0345A  ISSN: 1049-9644  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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外来種のチャノキイロアザミウマchilli thrips(Scirtothrips dorsalis Hood)はカリブ地域,フロリダおよびテキサスにおいて多くの食用作物および観賞作物に深刻な危険をもたらしている。著者らは2種のカブリダニについてチャノキイロアザミウマの捕食者としての評価を行った。葉片試験でNeoseiulus cucumerisおよびスワルスキーカブリダニの受胎雌は両者とも統計的に同様の速度でチャノキイロアザミウマを摂食した。両種にとって幼虫は好ましい餌で,平均2.7匹/日を摂食し,これに比べて非選択条件の試験では成虫1.1-1.7匹/日であった。アザミウマ成虫は次に行った幼虫が共存する選択試験では,ほとんど摂食されなかった。アザミウマ幼虫を餌とした両種のダニの生殖能力は統計的に同様(約1.3卵/日)であったが,アザミウマ成虫を食餌として限定したスワルスキーカブリダニでは有意に低い値(0.5卵/日)であった。被害を受けたコショウ植物体を用いた温室試験では,両種のダニは単独放飼(ダニ30匹/植物体)後,定着して28日以上においてアザミウマの数を著しく減少させた。しかし,スワルスキーカブリダニは捕食者として効力が優り,頂葉についてアザミウマを一様に1匹以下に保ち,これと比べてN.cucumerisで処理した場合は36匹以下,対照処理では70匹以下であった。同様の結果が自然景観のなかで外部において生育する植物体について得られ,スワルスキーカブリダニは放飼後,63日まで継続して繁殖し,アザミウマを防除した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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し好料作物  ,  昆虫・ダニによる植物被害  ,  生物的防除 
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