文献
J-GLOBAL ID:200902228229996463   整理番号:08A0635338

地震波干渉法理論に基づくSPAC法の再検討

Re-checking Spatial Auto Correlation method based on the theory of seismic interferometry
著者 (2件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 87-99  発行年: 2008年04月 
JST資料番号: G0069A  ISSN: 0912-7984  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿では,微動アレイ探査に用いられるSPAC法を,特に複素コヒーレンス関数の方位平均の要不要を中心として,近年注目されている地震波干渉法に基づくグリーン関数の再構築の理論と野外観測の結果に基づいて再検討し,以下を明らかにした。先ず,SPAC法と地震波干渉法に基づくグリーン関数の再構築の理論は,水平成層構造に対する極の寄与の定式化を通じて,相互にほぼ完全に一致する。唯一の例外は,前者では必須である複素コヒーレンス関数の方位平均が後者では不要となる事である。次に,都市内及びその近郊では微動のパワーの方位依存性が地震波干渉法の理論に適合する程度に穏やかで,複素コヒーレンス関数の方位平均が不要となる可能性がある。ただし,これは微動パワーの方位依存性の強弱及び許容する誤差の範囲と合わせて検討されるべきである。さらに,SPAC法に関する次のような展望が新たに見出された。例えば,方位平均をしないSPAC法による二・三次元の速度構造探査の可能性,二つのモードが混在する場合に位相速度を分離できる可能性,また,水平成分観測により分散関係とは独立に速度構造に関する新たな情報源となる係数が見出せる等が挙げられる。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地震探査 
引用文献 (36件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る