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J-GLOBAL ID：200902228421646824   整理番号：08A0658168

風力用巻線形誘導発電機の最大出力制御方式と出力変動平滑化効果

Power Smoothing and MPPT for Grid-connected Wind Power Generation with Doubly Fed Induction Generator

著者 (5件)： 甲斐隆章 (小山工高専) ,  田中裕二 (明電舎) ,  金田裕敏 (明電舎) ,  小林大地 (小山工高専) ,  田中昭雄 (小山工高専)
資料名： 電気学会論文誌 B  (IEEJ Transactions on Power and Energy)
巻： 128  号： 7  ページ： 937-944  発行年： 2008年07月01日 
JST資料番号： S0809A  ISSN： 0385-4213  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論では,巻線型誘導発電機に対して風速制御および回転数制御による最大出力制御時の出力変動平滑化効果を検討し,これらの結果について比較した。実測された風速値等にもとづくPSCAD/EMIDCによるシミュレーションや風速変動に対する風力発電システムの出力変動の伝達関数によってこれらを検討した。その結果,風速制御では回転体の慣性による出力変動平滑化効果が得られないので風速変動による出力変動が大きくなるが,回転数制御ではこの効果によつて出力変動が著しく小さくなることが分った。

シソーラス用語： *風力発電 ,  *誘導発電機 ,  *出力 ,  *風速 ,  *回転数 ,  制御系 ,  シミュレーション ,  伝達関数 ,  回転物体 ,  慣性 ,  *入出力制御
準シソーラス用語： 出力変動 ,  *出力変動平滑化 ,  回転体 ,  最大化

分類 (1件)： 風力発電  (NB03120Q)

引用文献 (12件)：

• (1) S. Muller, M. Deicke, and R. W. De Doncker: “Doubly Fed Induction Generator Systems for Wind Turbines”, IEEE Industry Applications Magazine (2002-5/6)
• (2) Y. Lei, A. Mullane, G. Lightbody, and R. Yacamini: “Modeling of the Wind Turbine with a Doubly Fed Induction Generation for Grid Integration Studies”, IEEE Trans. Energy Conversion, Vol. 21, No. 1 (2006-3)
• (3) R. Takahashi, J. Tamura, M. Futami, M. Kimura, and K. Ide: “A New Control Method for Wind Energy Conversion System Using a Doubly-Fed Synchronous Generator”, IEEJ Trans. PE, Vol. 126, No. 2, pp. 225-235 (2006-2) (in Japanese)
• 高橋理音・田村淳二・二見基生・木村 守・井出一正: 「交流励磁形同期発電機を用いた風力発電システムの新しい制御法」, 電学論B, 126, 2, pp. 225-235 (2006-2)
• (4) 分島 毅・林 敏之: 「風力発電システムの可変速制御に関する検討」, 電気学会電力技術/電力系統技術合同研資, PE-04-73, PSE-04-73 (2004)

タイトルに関連する用語 (6件)： 風力 ,  巻線形誘導発電機 ,  最大出力 ,  制御方式 ,  出力変動 ,  平滑化効果