文献
J-GLOBAL ID:200902228438743629   整理番号:08A0901108

関東平野中央部の非火山性温泉における深部流体の生成機構

Hydrochemistry and genesis of non-volcanic hot springs from the central Kanto Plain, Central Japan
著者 (4件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 145-162  発行年: 2008年08月30日 
JST資料番号: Z0799A  ISSN: 0913-4182  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
関東平野中央部の非火山地域に分布する39本の深部温泉井を対象に,主要化学成分を分析するとともに,温泉井の掘削時に回収された岩片の構成鉱物をX線回折法で同定した。さらに,深部物体温泉の推定法としてのシリカ地化学温度計の適用可能性を泉温と併せて検討した結果を踏まえて,水-鉱物相互作用の化学平衡論を用いて広域流動機構および水質形成機構を検討した。深部流体温度の推定には,カルセドニー地化学温度計よりも泉温を用いるのが適当である。難透水性の先新第三系基盤岩類(三波川帯,秩父帯,四万十帯)に賦存する断層規制型温泉の泉質はNa-Cl型とNa-HCO3型に属する。一方,上総層群および三浦層群相当層(新第三系と第四系)に賦存する岩相規制型温泉の泉質はNa-Cl型を主とし,一部にはNa-HCO3型も存在する。海水混合比および泉温の二次元分布は,深部物体が関東山地,利根川上流方面ないし足尾山地および八溝山地から地下に涵養された降水と40°C程度に加熱された化石海水の様々な割合の混合によって形成されたことを示唆する。深部流体はNa-モンモリロナイトとカオリナイトに対して過飽和状態にある。水質組成はNa-モンモリロナイトのMgイオン交換反応および斜長石の風化作用によるカオリナイト化に大きく影響されている。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地下水学 
引用文献 (39件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る