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J-GLOBAL ID：200902228457555086   整理番号：09A0550808

金のナノかごナノ反応器における光触媒作用

Photocatalysis in Gold Nanocage Nanoreactors

著者 (3件)： YEN C. W. (Georgia Inst. of Technol., Georgia) ,  MAHMOUD M. A. (Georgia Inst. of Technol., Georgia) ,  EL-SAYED M. A. (Georgia Inst. of Technol., Georgia)
資料名： Journal of Physical Chemistry A  (Journal of Physical Chemistry A)
巻： 113  号： 16  ページ： 4340-4345  発行年： 2009年04月23日 
JST資料番号： C0334B  ISSN： 1089-5639  CODEN： JPCAFH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メチルオレンジの光分解が,Ag₂Oへ酸化され得る,それらの内壁上に留まる銀を持つことが知られている,中空のAuナノかごを用いて,非常に効率よく起こることを見いだした。分解速度は,TiO₂やZnOのような半導体ナノ材料を用いる光分解反応よりも効率がよいことが分かった。反応速度は,反応に先立ってナノかごの内壁上のAg酸化度を高めることにより増すことが分り,それはナノ空洞のサイズとナノかご壁面の細孔密度の関数である。かごサイズが変わると,光触媒反応速度が増し,それから壁面における中間の細孔密度を持つ,75nmのナノ粒子サイズで最高速度を持ち,減少する。すべてのこれらの結果は,触媒作用は,内壁がAg₂O触媒で覆われた空洞内で起こることを示した。他の半導体による分解で提出された機構と似て,著者らは,光分解機構は,Ag₂O半導体の光酸化からの結果としてのヒドロキシルラジカルの生成を含む,という考えを提出した。反応速度について認めた結果を,(1)Ag(Ag₂O)で覆われた内壁の表面積,(2)壁面における細孔の密度とサイズ,及び(3)ナノ粒子の空洞サイズ,を用いて論じた。

シソーラス用語： *光分解 ,  *光触媒反応 ,  *ナノ構造 ,  金 ,  反応器 ,  銀 ,  酸化銀 ,  反応速度 ,  空洞 ,  サイズ効果 ,  細孔 ,  密度依存性 ,  内壁 ,  壁面 ,  反応機構 ,  反応生成物 ,  ヒドロキシルラジカル ,  表面積 ,  電子顕微鏡観察 ,  可視吸収スペクトル ,  スルホン酸 ,  芳香族アミン ,  アゾ化合物 ,  第三アミン
準シソーラス用語： 表面プラズモン共鳴

分類 (1件)： 光化学反応  (CB08020F)

物質索引 (1件)： メチルオレンジ

タイトルに関連する用語 (3件)： 金 ,  ナノ反応器 ,  光触媒作用