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J-GLOBAL ID：200902228464466331   整理番号：09A0363564

河川技術 真名川ダムにおけるフラッシュ放流と河川環境再生の取り組みについて

著者 (1件)： 岡村政彦 (国土交通省 近畿地方整備局 九頭竜川ダム統合管理事務所)
資料名： 河川
号： 752  ページ： 25-29  発行年： 2009年03月20日 
JST資料番号： G0117A  ISSN： 0287-9859  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 真名川ダムは九頭竜川支川で洪水調整を目的とする多目的ダムであるが,ダム下流から本川合流の約14kmの河川環境改善を目的に,ダムの弾力的運用により平成15年からフラッシュ放流を試行している。7~9月の洪水調整に支障がないと判断される一定の条件のもと最大45m³/sを上限に2.5時間分の放流量を洪水調整容量に貯留するもので,3回分の放流容量となる。樹林化した河床敷を掘削して土砂供給源とすることや,旧河道に導水すること等工夫し,河川内の撹乱をより効果的なものとして放流後の自然導水部の拡大を図っている。学識者,河川管理者,行政機関,発電事業者,漁業関係者からなる委員会にて意見を調整し,実施時期など今後の取り組みを協議している。

シソーラス用語： 福井県 ,  *アーチダム ,  放流 ,  *河川環境 ,  *フラッシング ,  ダム管理 ,  自然環境 ,  再生
準シソーラス用語： 自然再生【環境】 ,  真名川ダム

分類 (2件)： ダム一般  (RC16010D) ,  一般,砂防工学  (RC12010B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 河川 ,  ダム ,  フラッシュ放流 ,  河川環境