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J-GLOBAL ID:200902228542595917   整理番号:08A0155677

トリブチルすず(TBT)汚染海洋環境における環境レベル,毒性とヒトの曝露 レビュー

Environmental levels, toxicity and human exposure to tributyltin (TBT)-contaminated marine environment. A review
著者 (1件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 292-308  発行年: 2008年02月 
JST資料番号: A0646B  ISSN: 0160-4120  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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トリブチルすず(TBT)は製紙工場での粘液コントロール,工場循環冷却水の殺菌,防汚薬品と木材の保護等の各種工業目的に使用される毒性化学物質である。船舶塗料での防汚薬品としての広範囲にわたる使用のために,TBTは急性および慢性毒性レベルを超える海洋および淡水生態系での一般的な汚染物質である。TBTはヨーロッパで海洋と淡水域で最も重要な農薬で,従ってその環境レベル,運命,毒性とヒトの曝露は現在関心が高い。その毒性,残留性,生物蓄積と内分泌破壊特性のために,自然系でのその運命を抑制するために欧州連合は水の重要化合物リストにTBT化合物を特に含めることを決定した。さらに,国際海事機構は2003年1月1日からTBTベース塗料の使用禁止を開始し,2008年1月1日までに全面禁止する国際条約を宣言した。この論文は,TBTに関する科学の状況を環境レベル,毒性とヒトの曝露へ特別に注意を払って展望する。TBT化合物が数種の環境試料で検出されている。ヒトでは,有機すず化合物が血液中で,また肝臓で検出されている。他の残留性有機汚染物質に関しては,食物取込が一般的な集団に対するTBT化合物への曝露の最も可能性の高い主な経路である。しかし,食物でのTBTレベルに関するデータは非常に少ない。実験での毒性,食物取込,ヒトの健康に影響する可能性とTBT化合物を除去する新しい持続可能な技術の開発に関する研究が明らかに必要であると結論する。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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重金属とその化合物一般  ,  海洋汚濁 
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