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J-GLOBAL ID:200902228729038965   整理番号:08A0909419

ERp57-会合ミトコンドリアμ-カルパインはアポトーシス誘導因子を切断する

ERp57-associated mitochondrial μ-calpain truncates apoptosis-inducing factor
著者 (3件):
資料名:
巻: 1783  号: 10  ページ: 1955-1963  発行年: 2008年10月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カルシウム依存中性システインプロテアーゼであるカルパインは,多様な細胞過程に関与する。細胞質カルパインの特異的内因性阻害剤であるカルパスタチンはミトコンドリアには存在しないけれども,ミトコンドリアのμ-カルパインの特性を以前に示した。このことは,ミトコンドリアカルパインの制御系は細胞質カルパインのそれとは異なっており,内因性制御分子がミトコンドリア中に存在することを示唆した。本研究で,MALDI-TOFMSに基づく,ペプチドマスフィンガープリントを用いて,部分的に精製したミトコンドリアμ-カルパイン中にERp57を同定した。ERp57は蛋白質ジスルフィドイソメラーゼ(PDI)ファミリーの一員であり,ER中で分子シャペロンとして機能する。ERp57はミトコンドリアに存在し,ミトコンドリアμ-カルパインと会合していることを示した。DTNBやPAOなどのPDI阻害剤はミトコンドリアμ-カルパインの大きいサブユニットの分解を起した。ミトコンドリア内膜からのアポトーシス誘導因子(AIF)の遊離は,分離したミトコンドリアのDTNBとの処理とREp57会合ミトコンドリアμ-カルパインの免疫沈降によって阻害された。カゼイン酵素電気泳動中のミトコンドリアμ-カルパインバンドは抗ERp57抗体処理によって消失した。これらの結果は,ERp57はミトコンドリアμ-カルパインと複合体を形成し,ERp57会合ミトコンドリアμ-カルパインはAIFを切断型に切断することを明らかにした。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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生物学的機能  ,  酵素一般  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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