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J-GLOBAL ID：200902228838646835   整理番号：09A0372919

熱ショック転写因子ファミリーのメンバーによる熱ショック要素の異なる調節

Differential recognition of heat shock elements by members of the heat shock transcription factor family

著者 (5件)： YAMAMOTO Noritaka (Kanazawa Univ. Graduate School of Medical Sci., JPN) ,  TAKEMORI Yukiko (Kanazawa Univ. Graduate School of Medical Sci., JPN) ,  SAKURAI Mayumi (Kanazawa Univ. Graduate School of Medical Sci., JPN) ,  SUGIYAMA Kazuhisa (Kanazawa Univ. Graduate School of Medical Sci., JPN) ,  SAKURAI Hiroshi (Kanazawa Univ. Graduate School of Medical Sci., JPN)
資料名： FEBS Journal  (FEBS Journal)
巻： 276  号： 7  ページ： 1962-1974  発行年： 2009年04月 
JST資料番号： B0206B  ISSN： 1742-464X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒトの熱ショック転写因子(HSF)群とその結合部位である熱ショック要素(HSE)の相互作用を検討した。ストレスで活性化されるHSF1は非連続よりも連続のHSEに結合しやすく,HeLa細胞で熱ショックを与えるとレポーター遺伝子の発現を促進した。神経細胞と精子形成に特異的に作用するHSF2は非連続HSEにHSF1よりも強く結合した。水晶体の発生に必要なHSF4は三量体形成に依存して非連続HSEに効率よく結合した。4種のγクリスタリン遺伝子のうち,γAとγBのプロモーターはHSF1で,γCのプロモーターはHSF4で活性化された。したがって,HSEの連続性がそこに作用するHSFの選択に重要であることが示された。

シソーラス用語： ヒト ,  *転写因子 ,  *熱ショックタンパク質 ,  三量体 ,  DNA結合タンパク質 ,  Saccharomyces cerevisiae ,  HeLa細胞 ,  プロモーター領域 ,  クリスタリン ,  ヌクレオチド配列 ,  水晶体 ,  ニューロン ,  精子形成 ,  熱刺激 ,  HSF1 ,  HSF2 ,  γ-クリスタリン ,  転写調節 ,  遺伝子発現調整 ,  微生物 ,  酵母 ,  子嚢菌類酵母 ,  分化 ,  発生生理 ,  遺伝
準シソーラス用語： 遺伝的調節 ,  HSF4 ,  γAクリスタリン ,  γBクリスタリン ,  γCクリスタリン ,  プロモーター

分類 (3件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  生物学的機能  (EB03040U) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 熱ショック転写因子 ,  ファミリー ,  メンバー ,  熱ショック ,  要素 ,  調節