文献

J-GLOBAL ID：200902228946137700   整理番号：08A0694134

HzfはC/EBPαの翻訳制御を通して脂肪生成を調節する

Hzf regulates adipogenesis through translational control of C/EBPα

著者 (10件)： KAWAGISHI Hiroyuki (National Inst. Longevity Sci., Aichi, JPN) ,  WAKOH Takeshi (National Inst. Longevity Sci., Aichi, JPN) ,  UNO Hatsume (Tokyo Medical and Dental Univ., Tokyo, JPN) ,  MARUYAMA Mitsuo (National Inst. Longevity Sci., Aichi, JPN) ,  MORIYA Ayako (Keio Univ. School of Medicine, Tokyo, JPN) ,  MORIKAWA Satoru (Keio Univ. School of Medicine, Tokyo, JPN) ,  OKANO Hideyuki (Keio Univ. School of Medicine, Tokyo, JPN) ,  SHERR Charles J (St Jude Children’s Res. Hospital, TN, USA) ,  TAKAGI Masatoshi (Tokyo Medical and Dental Univ., Tokyo, JPN) ,  SUGIMOTO Masataka (National Inst. Longevity Sci., Aichi, JPN)
資料名： EMBO Journal  (EMBO Journal)
巻： 27  号： 10  ページ： 1481-1490  発行年： 2008年05月21日 
JST資料番号： A0911B  ISSN： 0261-4189  CODEN： EMJODG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 脂肪細胞の分化に中心的役割を果たす転写因子C/EBPα(CCAAT/エンハンサー結合蛋白質)の調節機構を研究し,これまでp53転写標的として知られていた造血系ジンクフィンガー蛋白質Hzfがこのことに重要な役割を持つことを見いだした。Hzfは脂肪細胞の前駆細胞の分化過程で誘導され,その発現を抑制すると脂肪生成が阻害された。Hzf非存在下ではC/EBPαの転写が低下し,発現が見られなくなった。HzfはC/EBPαmRNAの3’非翻訳領域と相互作用し,その翻訳を促進することが分かった。

シソーラス用語： *タンパク質 ,  DNA結合タンパク質 ,  *翻訳【遺伝】 ,  脂肪細胞 ,  転写因子 ,  金属タンパク質 ,  転写【遺伝】 ,  mRNA ,  遺伝子発現 ,  分子間相互作用 ,  ノックアウトマウス ,  糖質代謝 ,  インスリン
準シソーラス用語： インシュリン ,  *Hzf蛋白質 ,  C/EBPα ,  *脂肪生成 ,  亜鉛フィンガー蛋白質 ,  非翻訳領域 ,  グルコース代謝

分類 (1件)： 細胞構成体の機能  (EF03060C)

タイトルに関連する用語 (4件)： EBP ,  翻訳制御 ,  脂肪生成 ,  調節