抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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各都道府県が1980年度以降毎年行っている「土地利用動向調査」を用いて,1975~2006年度の北海道の農用地造成事業の動向を分析した。その結果,件数と面積はともに減少傾向にあり,総件数は1981年度以降,総面積は1980年度以降減少を続けており,総面積の1980~2001年度の減少はR
2=0.985と,直線性が極めて高かった。また,2000年度以降の総面積は,0に近い推移をしているが0にはならず,少ない面積ではあるが,事業は行われている。北海道の農用地造成事業は,1980年代までに集中しているが,これは減反政策による水田から畑への転換,大規模な草地の造成,北海道総合開発計画等の予算が農業農村整備事業こ多く投入されたためである。1990年度以降の農用地造成事業の減少の背景には,造成適地が減少したこと,農家の高齢化,農家の経営悪化などがあった。