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J-GLOBAL ID:200902229187382474   整理番号:09A0921388

熱可塑性ポリウレタンとフラーレン類の複合化と物性

Properties of Fullerene/Thermoplastic Polyurethane Composite Materials
著者 (5件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 338-345  発行年: 2009年09月01日 
JST資料番号: G0749A  ISSN: 0916-4812  CODEN: NSEGE7  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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合成した熱可塑性ポリウレタンエラストマー(PUE)をマトリクスとし,フラーレンC60,(以下C60と略記)や混合フラーレン(C60,C70,高次フラーレンの混合物,以下MFと略記)およびフラーレン製造時に生成する溶媒不溶のフラーレン類似炭素(以下FBと略記)との複合化およびそれらの諸物性を測定し,相構造と物性の関係を検討した。まず,溶媒を用いて得た複合物の引張物性は,フラーレン類(C60,MF)の添加量が100~数百ppm程度で初期モジュラスの向上が認められた。また,市販のTPUにフラーレン類の粉末を2本ロールにて混練する方法においても,溶媒法と同様の結果が得られた。また,FBも同様に検討したところ,どちらの方法によっても数phrの添加で機械的特性が向上し,添加量と共に引張応力が増加することが分かった。これらの示差走査熱量および動的機械測定から作用機構を推察した。また,このような極めて少量の添加は,加工性および成形性をほとんど損ねることがないため,有用な工業材料と期待される。(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
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粉砕,混合,造粒,乾燥  ,  機械的性質 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (16件):
  • 1) L. Zhang, Y. Wang, Y. Sui and D. Yu, J. Appl. Polym. Sci., 78, 1873 (2000).
  • 2) 斎藤勝, 特開2004-338327(2004).
  • 3) 岩蕗仁, 永田員也, 第17回エラストマー討論会講演要旨集. 120 (2004).
  • 4) 野口徹, 曲尾章, 他, 第17回エラストマー討論会講演要旨集. 122(2004).
  • 5) 山田英介, 犬飼茂樹, 也, 第17回エラストマー討論会講演要旨集, 118(2004).
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タイトルに関連する用語 (4件):
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