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J-GLOBAL ID:200902229198700427   整理番号:09A0555457

黄冶唐三彩窯跡出土陶片の熱ルミネッセンス(TL)年代測定

Thermoluminescence Dating of Tang Dynasty Three-color Glazed Pottery Shards from Huangye Kiln Site
著者 (3件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 85-91  発行年: 2008年10月31日 
JST資料番号: L6215A  ISSN: 0547-2407  CODEN: NKDSAC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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中国河南省黄治の窯跡遺跡に出土した陶片を測定した。考古学的に当遺跡の焼成年代は盛唐期の7世紀後半~8世紀中葉頃とされている。小片4個の表面を除去し,粉砕・メッシュかけ・化学処理・洗浄・乾燥の後,粒径50μm以下を測定試料とした。蓄積線量は準微粒子法による多試料付加線量(MAAD)法を適用した。各陶片について,1回の測定に2mgを用い,各線量で5回測定した。年間線量は間接測定法で,α・β線は試料本体(胎土)中のK・Th・U含有量から,γ線は周辺土壌から評価した。宇宙線量は日本と同程度と仮定し,0.15mGy/aとした。TLグローカーブは比較的まとまりがよく,成長曲線の線量依存性も良好で,再現性の高い蓄積線量評価ができた。年間線量に関する各値は,唐三彩陶片や陶片付着土の既存データと整合的である。これらの結果から得た陶片の年代は,いずれも7世紀後半~8世紀で,考古学的年代観と整合する。4試料の平均TL年代の1288±131年前は,操業年代として確度が高い。TL法が焼成年代推定に有効である可能性を示した。
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分類 (2件):
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年代測定  ,  セラミック・陶磁器一般 
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