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J-GLOBAL ID：200902229216977253   整理番号：08A0578314

六方晶系相構造を含有する三次元遷移金属置換BaTiO₃セラミックの誘電性

Dielectric properties of 3d transition metal substituted BaTiO₃ ceramics containing the hexagonal phase formation

著者 (2件)： JAYANTHI S. (Indian Inst. Sci., Bangalore, IND) ,  KUTTY T. R. N. (Indian Inst. Sci., Bangalore, IND)
資料名： Journal of Materials Science. Materials in Electronics  (Journal of Materials Science. Materials in Electronics)
巻： 19  号： 7  ページ： 615-626  発行年： 2008年07月 
JST資料番号： W0003A  ISSN： 0957-4522  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： BaTiO₃(BT)発見以来,この固体を異なる組成および処理方法により改質する多くの研究が試みられてきた。本稿では,BTセラミックのマイクロ構造および誘電性の改質における,三次元遷移金属の効果を研究した。遷移金属イオン添加BTについての結果は,相含有量の変化,結晶成長挙動,およびε_r-T特性は,濃度,焼結温度およびBa/(Ti+M)化学量論に強く依存することを示した。六方晶系相への変換は,遷移金属ドーパントのd-軌道配置の電子配置に依存しなかった。マグネシウムまたは亜鉛置換サンプルは完全に六方晶系である事実は,d-軌道効果は六方晶多形の安定化のための唯一の条件でないとの判断を強化した。一つの分類も,遷移金属イオン添加BTの発散ε_r-T関係を明らかにするため,d-軌道占有率または結晶電界効果に基づき得られなかった。他方,その結果は,酸素空孔と欠陥複合の役割について示した。

シソーラス用語： *チタン酸バリウム ,  *六方晶系 ,  *遷移金属 ,  *置換 ,  *セラミック ,  *誘電性 ,  三次元 ,  微細構造 ,  不純物濃度 ,  焼結 ,  化学量論 ,  ドーパント ,  マグネシウム ,  亜鉛 ,  空格子点 ,  空孔欠陥 ,  結晶構造
準シソーラス用語： *BaTiO₃ ,  ミクロ構造 ,  空孔【点欠陥】

分類 (1件)： 誘電体一般  (BM05010F)

タイトルに関連する用語 (7件)： 六方晶系 ,  相構造 ,  遷移金属 ,  置換 ,  BaTiO3 ,  セラミック ,  誘電性