抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
音楽や映像,地図,書籍などのデジタルコンテンツを不正コピーから守るために,記録された媒体以外へコンテンツを勝手に複製することを防止する技術が利用されてきた。この技術では,コンテンツの自由な流通や個人利用に制限を加えてしまうという課題があった。東芝は,この課題を解決するためにSDメモリカード(以下,SDカードと呼ぶ。)を活用したデジタル著作権保護技術SDconnectを開発した。この技術では“コンテンツ鍵”だけを特定のSDカードで利用するようにし,コンテンツの記録媒体を制限しないようにした。これによりコンテンツのバックアップや移動が著作権を保護した形で自由に行えるようになった。また,コンテンツはインターネットで入手し,コンテンツ鍵は携帯電話で入手するような仕組みを構築できるようになった。この結果,コンテンツを購入するユーザーとコンテンツの配信事業者の双方にとって利便性が向上した。(著者抄録)