文献

J-GLOBAL ID：200902229529547411   整理番号：09A0477428

環境,エネルギー,リサイクル 金属リサイクリングにおける粒子分離技術の展開

著者 (1件)： 大木達也 (産業技術総合研)
資料名： 粉体技術
巻： 1  号： 5  ページ： 39-48  発行年： 2009年05月01日 
JST資料番号： Y0903B  ISSN： 1883-3292  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 使用済み製品あるいは廃棄物から金属資源を回収する場合,最初に実施されるのが粒子分離技術による中間処理工程である。この工程において粉砕は,粒子を目的のサイズにするためだけでなく,着目金属の単体分離(1粒子が1成分からなる状態)を促進させることも重要な目的となる。本報では,金属リサイクリングにおけるこのような粒子分離技術について,その概念を解説するとともに,希少金属類回収への適用が期待される種々の選別技術を紹介した。金属リサイクリングにおける粒子分離技術について,単体分離を促進させる粉砕技術と,希少金属類回収への適用が期待される選別技術の一部を紹介した。

シソーラス用語： 環境 ,  エネルギー ,  *リサイクル ,  *金属 ,  *固体粒子 ,  *分離 ,  廃棄物処理 ,  *資源回収 ,  粉砕 ,  単体分離 ,  選別 ,  レアメタル ,  遠心力 ,  選別器

分類 (2件)： 粉体工学  (XD03010M) ,  資源回収利用  (SC05060V)

引用文献 (46件)：

• 大和田秀二:“粉砕・選別技術総論”J.MMIJ.123、p. 575-581(2007)
• A.M.Gaudin: Principles of Mineral Dressing, McGraw-Hill, New York, p. 70-91(1939)
• 藤田豊久、柴山敦:“電気破砕と水中爆破によるリサイクルの前処理としての単体分離”資源処理技術、49、p. 187-196(2002)
• 柴山敦、山縣三郎、山本幸雄、阿部景祐、宮崎敏夫、藤田豊久:“電気破砕による液晶パネルの粉砕と材料物の回収”資源と素材、118、p. 490-496(2002)
• L.Kejun, A.Shibayama, W.T.Yen, T.Miyazaki. T.Fujita, and K.Murata:“Extraction of metals from disposed fragmented portable telephones by various leaching solution”, Materials transactions, 42, p. 2519-2522(2001)

タイトルに関連する用語 (6件)： 環境 ,  エネルギー ,  リサイクル ,  リサイクリング ,  粒子分離 ,  展開