抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高度経済成長とともに,工業地理学研究が活発化してきた。「地理学評論」,「人文地理」および「経済地理学年報」に掲載された論文の1960年代以降の傾向を見ると,論文数の年代による変動は少なく,地域研究が多い。研究視点では,生産構造や流通構造の解明,形成や存立などが多い。3誌の論文を中心に,以下1)-6)にて展望した。1)地域研究の発展,2)地域構造研究の確立,3)企業研究の発展,4)産業集積の再検討,5)海外研究の増加,6)「地理誌叢」にみる工業地理学研究。工業の構造的な変化に対応しながら,研究も対象・方法論の面で変化してきており,現在は企業研究と産業集積研究が中心となっている。