抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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有機強塩基の設計及び合成は長い間活発な研究分野であり,芳香族かつ環状ジアミンが例外的に強調された塩基性を有し,プロトンスポンジと呼ばれている。そのような化合物は脱プロトンに対する低い反応力学的不活性に関連して,高い熱動力学的塩基性を示しており,近接した二つの塩基性アミンを持ち,窒素原子間でプロトンを受け取る。1,8-ビス(ジメチルアミノ)ナフタレンの顕著な塩基性の発見以来,新規の有機塩基の設計及び合成がかなりの興味を生み出し続けている。全ての計算はLee,Yang及びParr(B3LYP)の補正関数を用いるBeck’s三変数交換関数を利用するJaguarプログラムパッケージを用いて実施され,全ての化学種は6-31G
*既定セットで最適化され,調和振動周波数計算を用いて正の振動周波数により特性化されると,最適構造が最大であることを確認した。PCD(ペンタシクロ[6.4.0.0
2.7.0
3.11.0
6.10]ドデカン)-及び置換PCU(ペンタシクロ[5.4.0.0
2.7.0
3.11.0
5.9]ウンデカン)-誘導体に対するプロトン親和力は対応するプロトタイプである1,8-ビス(ジメチルアミノ)ナフタレン及び1,8-ビス(テトラメチルグアニジド)ナフタレンより高いことがわかった。