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J-GLOBAL ID：200902229629627986   整理番号：09A0049401

摩耗したコンクリート水路表層形状からの粗度係数推定手法

Estimation of the Coefficient of Roughness from Surface Characteristics of Abraded Concrete Channel

著者 (4件)： 中矢哲郎 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  渡嘉敷勝 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  森充広 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  森丈久 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研)
資料名： 農業農村工学会論文集  (Transactions of the Japanese Society of Irrigation, Drainage and Rural Engineering)
号： 258  ページ： 501-506  発行年： 2008年12月25日 
JST資料番号： S0345A  ISSN： 1882-2789  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 摩耗により骨材の露出したコンクリートを模擬した水路の粗度係数を水理模型実験により測定し,表層の凹凸形状から粗度係数を推定できる表面粗さパラメータを算定した。水理模型実験の結果,粗度係数nは0.013であり,コンクリート水路の設計基準値以内となった。模擬摩耗コンクリートの表層形状を,凹凸の高さ分布の偏りを示すスキューネスにより特徴付けた。マニングの粗度係数と表面粗さを関係づけるための摩耗を模擬したコンクリート水路の相当粗度k_sは,算術平均粗さR_aが0.5mm(±0.12mm),凹凸の最大高さR_zが4mm(±1.43mm)の範囲においては,k_s=2×R_a,又はk_s=0.26×R_zで表せることを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *水路 ,  骨材 ,  *摩耗 ,  *粗度係数 ,  水理模型試験 ,  表面粗さ ,  粗度
準シソーラス用語： *コンクリート水路 ,  相当粗度

分類 (1件)： 移動床,浮遊,沈殿などの水理  (RC10040U)

引用文献 (9件)：

• 足立昭平. 人工粗度の実験的研究. 土木学会論文報告集. 1964, 104, 33-44
• ERHAN, A. Evaluation of Irrigation Canal Maintenance according to Roughness and Active Canal Capacity Values. Journal of Irrigation And Drainage Engineering. 2008, 134, 1, 60-66
• 日野幹雄. 明解水理学. 1983, 140-146
• 加藤敬. コンクリート水路壁面経年劣化と水理機能変化. 平成19年度農業農村工学会大会講演会講演要旨集. 2007, 310-311
• 禰津家久. 水理学. 2000, 218

タイトルに関連する用語 (6件)： 摩耗 ,  コンクリート水路 ,  表層 ,  粗度係数 ,  推定 ,  手法