文献

J-GLOBAL ID：200902229694558541   整理番号：08A0694763

創薬のためのマクロサイクル類の探索-十分に活用されていない構造クラス

The exploration of macrocycles for drug discovery-an underexploited structural class

著者 (4件)： DRIGGERS Edward M. (Ensemble Discovery, Massachusetts, USA) ,  HALE Stephen P. (Ensemble Discovery, Massachusetts, USA) ,  LEE Jinbo (Ensemble Discovery, Massachusetts, USA) ,  TERRETT Nicholas K. (Ensemble Discovery, Massachusetts, USA)
資料名： Nature Reviews. Drug Discovery  (Nature Reviews. Drug Discovery)
巻： 7  号： 7  ページ： 608-624  発行年： 2008年07月 
JST資料番号： W1376A  ISSN： 1474-1776  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マクロサイクル類の天然物は,多くの生化学機能を満たすよう発達し,その優れた薬理学的特性のため,薬物として開発されるに至った。ある種のマクロサイクル類は,基本環状構造中に多様な機能と立体化学的な複雑性を備えている。この特性により,標的タンパク質に対する高い親和性と選択性が得られ,その一方で,細胞内の所定位置に到達するための十分なバイオアベイラビリティを保っている。この構造クラスの化合物は,貴重な性質を備え,天然物から100種類以上の薬物の開発に成功し販売されているにもかかわらず,創薬分野での研究は十分に行われていない。このことは,マクロサイクル類の一部で,合成物が扱いにくく,薬物様の性質を備えていないようにみえるためである。本稿では,マクロサイクル類による治療法に有益な数々のデータについて述べ,このクラスの化合物が薬物として十分な性質を備え,また,最近の合成医薬品化学の進歩により開発準備が十分整っていることを明らかにする。Copyright Nature Publishing Group 2008

シソーラス用語： *製品開発 ,  *大環状化合物 ,  *天然材料 ,  *薬理学 ,  *環状構造 ,  *立体化学 ,  特性 ,  親和性 ,  選択性 ,  ターゲット ,  *バイオアベイラビリティ ,  *薬物 ,  *薬学 ,  化学合成
準シソーラス用語： *創薬 ,  *薬物開発 ,  *医薬品化学

分類 (2件)： 研究開発  (GU01040N) ,  八員環以上の複素環化合物  (CF07120T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 創薬 ,  マクロ ,  サイクル ,  探索 ,  活用 ,  クラス