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J-GLOBAL ID：200902229701323997   整理番号：09A1225946

前立腺癌細胞のEpac1誘導性細胞増殖はB-Raf/ERKとmTORシグナルカスケードにより仲介される

Epac1-Induced Cellular Proliferation in Prostate Cancer Cells Is Mediated by B-Raf/ERK and MTOR Signaling Cascades

著者 (2件)： MISRA Uma Kant (Duke Univ. Medical Center, North Carolina) ,  PIZZO Salvatore Vincent (Duke Univ. Medical Center, North Carolina)
資料名： Journal of Cellular Biochemistry  (Journal of Cellular Biochemistry)
巻： 108  号： 4  ページ： 998-1011  発行年： 2009年11月01日 
JST資料番号： D0326B  ISSN： 0730-2312  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞増殖に及ぼすcAMP依存性,PKA非依存性の効果は,cAMPのEPACへの結合とRapシグナル経路の活性化による。8-CPT-2-O-Me-cAMPを用いて,EPACへの結合やB-Raf/ERKやmTORシグナル経路の活性化について,1-LN,DU145,PC-3前立腺癌細胞やメラノーマ細胞で調べた。DNA合成,タンパク質合成やMAPK,Akt,mTORの阻害剤の影響について検討し,EPACはこれら癌細胞でB-Raf/ERKやmTORの活性化を上方調節することを実証した。この活性化は,PI3-キナーゼ/Aktキナーゼ阻害剤やmTOR阻害剤,およびEPAC発現の下方調節に感受性であった。B-Raf/ERKとmTORシグナル経路は,cAMP依存性,PKA非依存性の癌細胞の増殖に必須な役割を果たすと結論した。

シソーラス用語： *前立腺腫瘍 ,  *細胞増殖 ,  セリン/トレオニンキナーゼ ,  ERK【酵素】 ,  MAPキナーゼキナーゼキナーゼ ,  癌タンパク質 ,  *タンパク質 ,  ホスファチジルイノシトール3-キナーゼ ,  酵素阻害剤 ,  アデニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  環状ヌクレオチド
準シソーラス用語： *Epac1 ,  mTOR ,  B-Raf ,  Akt

分類 (2件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

物質索引 (1件)： cAMP

タイトルに関連する用語 (8件)： 前立腺癌細胞 ,  細胞増殖 ,  B-Raf ,  ERK ,  mTOR ,  シグナル ,  カスケード ,  仲介