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J-GLOBAL ID：200902229731405661   整理番号：09A1287419

ベトナム,ホーチミン市における粒子状多環芳香族炭化水素の大気中濃度の季節変化

Seasonal Change in the Atmospheric Concentration of Particulate Polycyclic Aromatic Hydrocarbons in Ho Chi Minh City, Vietnam

著者 (9件)： KISHIDA Masao (Osaka Prefectural Government, Osaka, JPN) ,  MIO Chihiro (Osaka Inst. of Technol., Osaka, JPN) ,  FUJIMORI Keiichi (Osaka Inst. of Technol., Osaka, JPN) ,  IMAMURA Kiyoshi (Osaka Prefectural Government, Osaka, JPN) ,  TAKENAKA Norimichi (Osaka Prefecture Univ., Osaka, JPN) ,  MAEDA Yasuaki (Osaka Prefecture Univ., Osaka, JPN) ,  LAN Tran Thi Ngoc (Vietnam National Univ. Ho Chi Minh City, Ho Chi Minh City, VNM) ,  SHIBUTANI Yasuhiko (Osaka Inst. of Technol., Osaka, JPN) ,  BANDOW Hiroshi (Osaka Prefecture Univ., Osaka, JPN)
資料名： Bulletin of Environmental Contamination and Toxicology  (Bulletin of Environmental Contamination and Toxicology)
巻： 83  号： 5  ページ： 747-751  発行年： 2009年11月 
JST資料番号： B0928A  ISSN： 0007-4861  CODEN： BECTA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2003年1月から2004年7月の19カ月の間,ベトナム,ホーチミン市において大気試料を採取し,45種の顆粒性多環芳香族炭化水素(PAH)の分析を行った。全PAHの平均濃度は,乾期では4.28±2.83ng m^-3,雨期では15.71±8.21ng m^-3で,雨期の方が高かった。両方の季節において主なPAH発生源は触媒コンバーターを搭載していない車によるものと予想された。全浮遊微粒子と降雨との間には負の相関があり,PAH濃度と月間降雨量の間には正の相関があった。PAHと日照時間の間には負の相関があった。また,乾期のPAHと雨期のPAHの比と光分解半減期との間には正の相関があった。これらの結果から,PAH濃度の季節変化はPAHの光による分解が原因であることが明らかになった。

シソーラス用語： ベトナム社会主義共和国 ,  浮遊粒子状物質 ,  *芳香族縮合炭化水素 ,  季節的変動 ,  *大気汚染 ,  都市域 ,  PAH【汚染物質】 ,  大気汚染物質

分類 (3件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  大気汚染一般  (SB03010B) ,  粒状物調査測定  (SB03060E)

タイトルに関連する用語 (5件)： ベトナム ,  ホーチミン ,  多環芳香族炭化水素 ,  大気中濃度 ,  季節変化