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J-GLOBAL ID:200902229828413065   整理番号:08A0285977

新開発の耐熱FRP棒の機械的性質

Mechanical Properties of Newly Developed Heat-Resistant FRP Bars
著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: 157-170 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: L4974A  ISSN: 1346-8014  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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本論文は新たに開発された耐熱性の繊維強化プラスチック(FRP)棒に関する基礎研究を提示した。エポキシ(EP),不飽和ポリエステル(USPE)やビニルエステル(VE)などのマトリクスに使用される樹脂の耐熱性が低いため,商業的に利用可能なFRP棒の耐熱性は低い。著者らはFRP棒の生産に適した新しい耐熱性樹脂を調査し,棒の製作と試験のためにレゾールタイプフェノール(PH)とMタイプの架橋ポリエステルアミド(CP)樹脂を選択した。炭素繊維かアラミド繊維およびPH,CPまたはEPマトリクス樹脂で作った6つの異なるタイプのFRP棒を準備した。加熱の間と後の引張試験によって各棒の耐熱性を評価した。棒の耐久性を主張するために,耐アルカリ性試験を実行した。また,新開発のFRP棒によって補強したコンクリート部材と鋼棒によって補強したものについて,引抜試験と曲げ試験を標準温度(20°C)と高温で実施した。試験結果から,PHかCPマトリクス樹脂で作成したFRP棒標本の耐熱性は,EPマトリクス樹脂で作成した標本のそれより高いことが分った。また,マトリクス樹脂の耐熱性の改良には補強繊維の耐熱性が不可欠であることが分った。炭素繊維とPHマトリクス樹脂で作ったFRP棒の耐熱性が鋼棒のものとほとんど同じであることが分ったという事実は特に注目すべきことである。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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用途・機能・工法面から見た建設材料  ,  コンクリート構造 
引用文献 (22件):
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