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J-GLOBAL ID:200902229914865270   整理番号:09A0602378

インドネシアの東カリマンタンの熱帯雨林におけるフタバガキ林の外生菌根に及ぼす1998年の山火事の影響およびその回復

The Impact of the 1998 Forest Fire on Ectomycorrhizae of Dipterocarp Trees and their Recovery in Tropical Rain Forests of East Kalimantan, Indonesia
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資料名:
巻: 43  号:ページ: 137-143  発行年: 2009年04月01日 
JST資料番号: Y0175A  ISSN: 0021-3551  CODEN: JARJA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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菌根に対する1997年と1998年の山火事の影響をインドネシアの東カリマンタンのフタバガキ林で検討した。影響を受けなかった森林では,全外菌根の半数以上は有機層に分布した。一方,山火事の影響を受けた森林では,菌根の全量は少なくなり,しかもより深い土壌に見だされるようになった。山火事を受けた森林では,菌根の形態もまた小さくなった。皆伐後に人工林が造られ,火入れにより最大量の外生菌根が達成されたが,山火事に影響されなかった森林に比べ,多様性は少なかった。4年後,山火事のあった森林では,菌根はまだ回復していなかったが,有機層の回復は認められた。山火事のあった森林では,菌根性真菌の先駆種(早期段階の真菌)が生き残っている宿主のまわりで胞子嚢果を形成していた。このことは,菌根の二次的遷移が開始されたことを示唆するものである。山火事の影響の少なかった森林では,研究の間に果実を生じた菌根性真菌の種組成は,山火事の影響を受けていない森林のそれと同じであった。このことから,このような立地は共生生物のレフェジアであり,森林復活において重要であることを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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火災  ,  森林保育 
引用文献 (17件):
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