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J-GLOBAL ID：200902229956319080   整理番号：08A0382760

遷移金属ヒドリド結合に於ける分子酸素の挿入,酸素結合活性化及び金属ヒドロペルオキシド中間体の単分子解離 短報

Insertion of Molecular Oxygen in Transition-Metal Hydride Bonds, Oxygen-Bond Activation, and Unimolecular Dissociation of Metal Hydroperoxide Intermediates: Short Communication

著者 (2件)： SCHLANGEN Maria (Technische Univ. Berlin, Berlin) ,  SCHWARZ Helmut (Technische Univ. Berlin, Berlin)
資料名： Helvetica Chimica Acta  (Helvetica Chimica Acta)
巻： 91  号： 3  ページ： 379-386  発行年： 2008年03月15日 
JST資料番号： C0113A  ISSN： 0018-019X  CODEN： HCACAV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 遷移金属ヒドリドカチオン錯体の[M(H)(OH)]⁺(M=Fe,Co,Ni)と分子酸素の気相熱反応の反応性を解析して,金属水素化物の[M(H)]⁺及びアクア錯体[M(H)(H₂O)]⁺と比較した。それらの後期遷移金属カチオン錯体との反応では,O₂の金属-ヒドリド結合への挿入,生成したヒドロペルオキシド中間体の解離によるO,OH及びH₂Oの喪失を経由して,分子酸素が容易に熱活性化された。対照的に,[M(H)]⁺種(M=Fe,Co,Ni,Pd,Pt)は低反応性であったが,H₂Oが付加された[M(H)(H₂O)]⁺では,反応性が回復して高反応性であることが明らかになった。

シソーラス用語： *ヒドリド錯体 ,  鉄錯体 ,  ニッケル錯体 ,  コバルト錯体 ,  *気相反応 ,  *酸素 ,  挿入反応 ,  活性化 ,  ペルオキシド ,  水素化物 ,  ヒドロキソ錯体 ,  アクア錯体 ,  遷移金属錯体 ,  開裂反応 ,  反応中間体 ,  反応機構 ,  カチオン
準シソーラス用語： ヒドロペルオキシド ,  *分子状酸素

分類 (3件)： 鉄の錯体  (CE01091H) ,  コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y) ,  酸化,還元  (CF02060T)

タイトルに関連する用語 (8件)： 遷移金属 ,  ヒドリド ,  分子 ,  酸素 ,  酸素結合 ,  活性化 ,  ヒドロペルオキシド ,  中間体