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J-GLOBAL ID：200902229959973325   整理番号：08A1154361

関連した構造相と混合したPr₂Ba₄Cu₇O_15-δの還元処理したセラミック材料の超伝導

Superconductivity of reduction-treated ceramic material of Pr₂Ba₄Cu₇O_15-δ mixed with the related structure phases

著者 (7件)： HAGIWARA M. (Kyoto Inst. Technol., Kyoto, JPN) ,  TANAKA S. (Kyoto Inst. Technol., Kyoto, JPN) ,  SHIMA T. (Kyoto Inst. Technol., Kyoto, JPN) ,  GOTOH K. (Kyoto Inst. Technol., Kyoto, JPN) ,  KANDA S. (Univ. Tokushima, Tokushima, JPN) ,  SAITO T. (Univ. Tokushima, Tokushima, JPN) ,  KOYAMA K. (Univ. Tokushima, Tokushima, JPN)
資料名： Advances in Superconductivity  (Advances in Superconductivity)
巻： 20th  ページ： 1217-1220  発行年： 2008年 
JST資料番号： L1458A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Pr₂Ba₄Cu₇O_15-δ(Pr247)において,酸素還元処理によって生じた超伝導を実験的に調べた。この焼結試料は,CuO単一鎖が豊富な積層欠陥構造とPr124相を含む不均質構造をとる傾向がある。このような不均質試料とほぼ純粋試料を作製し,還元の程度が異なる種々の試料について,電気伝導挙動を調べた。十分な還元段階においては,不均質な試料と純粋な試料の超伝導開始温度は25~28Kである。還元途中においては,不均質試料の超伝導は,純粋な試料に比べて,低い酸素還元率において生じる。これらの結果は,不均質セラミック系においては,Pr247結晶の他に,CuO二重鎖によって超伝導が生じることを示唆している。

シソーラス用語： プラセオジム化合物 ,  バリウム化合物 ,  *銅化合物 ,  酸化物 ,  *高温超伝導体 ,  多結晶 ,  セラミック ,  焼結 ,  *電気抵抗率 ,  温度依存性 ,  濃度依存性 ,  X線回折 ,  転移温度

分類 (1件)： 酸化物系超伝導体の物性  (BM04023I)

タイトルに関連する用語 (3件)： 還元 ,  セラミック材料 ,  伝導