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J-GLOBAL ID:200902230021615690   整理番号:09A0432956

農耕地残存林とその周辺における森林性多年草本オオアマドコロの結果率

著者 (4件):
資料名:
巻: 28  ページ: 41-46 (WEB ONLY)  発行年: 2007年10月 
JST資料番号: U0015B  ISSN: 1348-5261  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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開発により分断化された森林では,送花昆虫と植物との共生関係が崩れ,結実率を低下させている。マルハナバチは様々な植物の花粉媒介者で,開発による森林内の餌資源低下を残存林周辺の花資源へ訪花を行っている。そこで,自家不和合性の森林性草本オオアマドコロにおいて,北海道の残存林内と林縁,林外の耕地防風林や畔などで結実率が異なるかどうか検討を行った。果実期の花柄の数と果実の数から,結果率を推定した。結果率は畔で79%,林内で69.7%,防風林で66.5%,林縁で65.2%と場所により異なっていた。人工受粉をすると結果率は上昇し,生育地による有意な違いは見られなくなった。訪花昆虫はエゾトラマルハナバチ,ニセハイイロマルハナバチ,アカマルハナバチの女王蜂であった。この結果,オオアマドコロは本来の生息地である林以外の場所でも,個体群を維持できる結果を得ることができていた。また,在来種のマルハナバチは残存林以外の場所でも森林性植物から餌を得ることができることが分かった。
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分類 (2件):
分類
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植物生態学  ,  森林植物学 

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