文献
J-GLOBAL ID:200902230151498822   整理番号:09A0805925

類似顔検索のための異なる人物間の顔類似度算出

著者 (3件):
資料名:
巻: J92-D  号:ページ: 1383-1392  発行年: 2009年08月01日 
JST資料番号: S0757C  ISSN: 1880-4535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本論文では,撮影された顔に似ている人物を検索するシステムの実現を目指し,特に検索結果を人間が下す類似性の判定に近づけることを目的とした,異なる人物間の顔類似度算出法を提案する。これまで主に本人認証の用途で研究開発された顔認識技術は,同一人物であれば照明等による見た目の変動を抑制して類似度を高く,逆に別人であれば差異を際立たせて類似度を低く算出することを目的としていた。そのため,異なる人物間で顔の類似性を判定することに関しては特別な配慮がなく,撮影された人物とは別人の中から似ている顔を検索する場合,必ずしも人間と同様の基準で類似性を判定できるとは限らなかった。本論文では,互いが類似していると判定された類似顔ペアの差分パターンには,人間が類似性を判断する上で無視できる不要成分が含まれると考え,あらかじめユーザが与えた類似顔ペアから差分画像を学習し,主成分を取り除いた空間に射影することによって,入力された顔画像ペアの差分画像から類似度の計算に重要ではない共通の主成分を取り除く特徴量抽出手順を考案した。実験の結果,人間が最も類似していると判定を下した顔が上位5番目以内に検索される累積正解率は,Eigenface法が示す20.6%から提案法により75.2%へと大幅に改善されることを確認した。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
パターン認識  ,  情報検索一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る